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開放弦の響き

イイ音持って出掛けよう
09 /08 2011
最近iTunesで購入して気に入っているのがno.9のこちら。

usual revolution and nine

no.9 / Liquid note records


この中の「Meguru」や「Princess」がとても良い。

一つ気になる事があります。
それはこのアルバムの中の、「again and again」という、ピアノとヴァイオリンだけで奏でている綺麗な一曲。
これを聴いていてとても気になった点が、開放弦を多用しているのは何故だろう、という事。

弦楽器の、開放弦と指で押さえている音は全然響き方が違うので、曲の中で開放弦を響かせるとそこだけ浮いて聞こえます。開放弦は他の音に比べると弦の振動幅が大きく、また他の弦が共振することもあるからですね。
響き自体はスーッと通る良い音ですからクラシック音楽の中では開放弦の音を使う曲も結構ありますが、長い音などの場合は違和感が強くなるため4指の音を使います。

さてno.9の「again and again」では開放弦が頻繁に使われているので、なかなかどうして、その音は目立ちます。
これは勿論、指定されてのことでしょうから、城隆之さんの何かしらのこだわりがそこに込められているのでしょう。明日は使用感番外編を一つ。

コメント

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No title

あすぱらさんは楽器をしておられるのでしょうか?
何をしていたことがあるのでしょう?

No title

僕は10年くらい前にヴァイオリンとピアノをやっていました。
中学校の時代は吹奏楽部でユーフォニウムという管楽器をやっていました。
今は特にやっていません。

No title

こないだ、ストラディバリウスのコンサート行きましたけど、何故かヴァイオリンの高音って、テクノ系の高音と違って、耳障りじゃ無いんでしょうね?
結構、気になります。

PS:私も楽器はキーボードと篠笛やってます。フラリッシュの練習後にやると指が多少軽くなる気がします。

No title

コメントありがとうございます。
木ですからあんまりキンキンしていないですね。高音にもかならず深みがあります。でも巧くない弦楽器は物凄く耳触りですから、結局演奏者の技量が左右する所だと思います。
篠笛って木のフルートみたいな笛ですよね。なかなか渋いですね。

あすぱら

トマト・お酒・カードマジック好き。
最近はレザーアイテムをチマチマ作っております。