新品で
マジックの話し
今日は別に大学行く日ではなかったのですけど、なんとなく行っちゃいました。
新しい授業の資料などを色々見たり貰ったりして帰ってきました。
多分僕は暇に耐えられなかったんだと思う。
なーんか雨振りそうだなぁと空を見ていたらやっぱり降ってきましたね。
昨日は暑かったのに今日は結構寒くて。変な天気。
「新品で」
マジシャンは封を切っていない新品のカードを取り出します。
「これ、まだ空けていない新品です。ハンズで買ってきました。仕掛けが無いことを分かってもらえると思うのですが、セロファンが切れてたり、細工されていないか調べてみますか?」
観客に新品であることを確認してもらい、その観客の手でカードを空けてもらいます。
「ジョーカーは使いません。では、空けたてホヤホヤのカードから一枚選んでもらいます。しかしこのまま選んでもらうと裏向きでも大体の数字やマークは分かってしまいます。新品は順番通りにきちんと並んでいますからね。ちょっと軽く切っちゃいましょう」
観客にデックを何回かカットして返してもらいます。裏向きのままデックを広げ、一枚のカードに触ってもらいます。フォースではありません。
「それでいいですか?ではそのカードを抜いてください。・・・・・はい、もうこの残りのカードには触りません」
カードが抜かれると同時にマジシャンは顔を背け、広げた状態のデックを裏向きのままでテーブルに落としてしまいます。つまりすぐにデックを手放し、表はおろかデックの裏も見ません。
そして、テーブルに広がっているデックにカードを戻してもらいそのまま観客の手で混ぜてもらいます。
マジシャンは混ぜられたデックをカットして整え、カードケースを手渡してもらい、デックをケースにしまいます。
そしてケースの蓋を閉じると同時に、観客のカードを言い当ててしまうのです。
これ3分の1くらいは僕のオリジナルです。
ですがこの演出を知っている人も多いでしょう。
Richard Osterlindさんの「BREAKTHROUGH CARD SYSTEM」という超有名冊子に載っているトリックと同じ演出だからです。
冊子の題名から分かるとおり、Osterlindさんの考案したシステムの解説をしている冊子ですが、色々なところで絶賛されているとおりこれは凄いです。
いつか3日間くらいかけてレビュー書きたいと思います。読むと感動しますよ。
冊子を読んだ人なら上の現象読んだだけですぐ出来るでしょう。
マークごとにちょっとだけ頭の中でやることが違うだけです。すごく簡単です。
本来このトリックの演出にはOsterlindさんのシステムを使うのですが、システムの構築を新品のデックを使う演出にして省いているだけです。かなり邪道です。
BREAKTHROUGHのシステムは、マジックをしている人が見てもシステムが組まれていることが分からないという凄いものです。
ですが、マジックをやっていない観客に見せる時、わざわざシステムデックをスプレッドして「ね?バラバラでしょ?」などと見せる必要もないと思います。
じゃ、システム組む代わりに新品のデックで代用効くんじゃね?ということで考えた「新品のマジック」なのでした。かなり邪道です(2回目)。
新しい授業の資料などを色々見たり貰ったりして帰ってきました。
多分僕は暇に耐えられなかったんだと思う。
なーんか雨振りそうだなぁと空を見ていたらやっぱり降ってきましたね。
昨日は暑かったのに今日は結構寒くて。変な天気。
「新品で」
マジシャンは封を切っていない新品のカードを取り出します。
「これ、まだ空けていない新品です。ハンズで買ってきました。仕掛けが無いことを分かってもらえると思うのですが、セロファンが切れてたり、細工されていないか調べてみますか?」
観客に新品であることを確認してもらい、その観客の手でカードを空けてもらいます。
「ジョーカーは使いません。では、空けたてホヤホヤのカードから一枚選んでもらいます。しかしこのまま選んでもらうと裏向きでも大体の数字やマークは分かってしまいます。新品は順番通りにきちんと並んでいますからね。ちょっと軽く切っちゃいましょう」
観客にデックを何回かカットして返してもらいます。裏向きのままデックを広げ、一枚のカードに触ってもらいます。フォースではありません。
「それでいいですか?ではそのカードを抜いてください。・・・・・はい、もうこの残りのカードには触りません」
カードが抜かれると同時にマジシャンは顔を背け、広げた状態のデックを裏向きのままでテーブルに落としてしまいます。つまりすぐにデックを手放し、表はおろかデックの裏も見ません。
そして、テーブルに広がっているデックにカードを戻してもらいそのまま観客の手で混ぜてもらいます。
マジシャンは混ぜられたデックをカットして整え、カードケースを手渡してもらい、デックをケースにしまいます。
そしてケースの蓋を閉じると同時に、観客のカードを言い当ててしまうのです。
これ3分の1くらいは僕のオリジナルです。
ですがこの演出を知っている人も多いでしょう。
Richard Osterlindさんの「BREAKTHROUGH CARD SYSTEM」という超有名冊子に載っているトリックと同じ演出だからです。
冊子の題名から分かるとおり、Osterlindさんの考案したシステムの解説をしている冊子ですが、色々なところで絶賛されているとおりこれは凄いです。
いつか3日間くらいかけてレビュー書きたいと思います。読むと感動しますよ。
冊子を読んだ人なら上の現象読んだだけですぐ出来るでしょう。
マークごとにちょっとだけ頭の中でやることが違うだけです。すごく簡単です。
本来このトリックの演出にはOsterlindさんのシステムを使うのですが、システムの構築を新品のデックを使う演出にして省いているだけです。かなり邪道です。

ですが、マジックをやっていない観客に見せる時、わざわざシステムデックをスプレッドして「ね?バラバラでしょ?」などと見せる必要もないと思います。
じゃ、システム組む代わりに新品のデックで代用効くんじゃね?ということで考えた「新品のマジック」なのでした。かなり邪道です(2回目)。
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