カード別使用感 S.W.E. Deck
カード別使用感
練習したはいいけれど、何に使えばいいのか分からない技法「S.W.E. SHIFT」。
この技法を何とか使いたいと思って撮ったけれど、、、、
これSWEシフトじゃなくてもできるよなぁ。。。。
カードマジックの世界において100年経っても読まれ続ける名著「The Expert at The Card Table」。ギャンブルの知識や技術を惜しげなく綴った偉大なる先駆者S. W. Erdnaseへの敬意が感じられるデックの使用感です。
興味のある方は↓からどうぞ。
この技法を何とか使いたいと思って撮ったけれど、、、、
これSWEシフトじゃなくてもできるよなぁ。。。。
カードマジックの世界において100年経っても読まれ続ける名著「The Expert at The Card Table」。ギャンブルの知識や技術を惜しげなく綴った偉大なる先駆者S. W. Erdnaseへの敬意が感じられるデックの使用感です。

「S.W.E. Deck」
出版から100年以上経った今なお、カードを触るマジシャンにとってはマストの一冊と言える名著「Expert at The Card Table」、ダイ・ヴァーノンもこの書籍を強く推奨し、氏による注釈本「Revelation」も書かれています。またダーウィン・オーティス氏も「 The Annotated Erdnase」という写真入りの本を出版しています。
ギャンブルの世界において重要な技法の数々を惜しげなく解説した歴史的な名著です。日本では浜野明千宏氏による翻訳本「プロがあかすカードマジック・テクニック」が出版されています。
書かれている内容も勿論でしたが、何より読者の興味を惹いたのが「著者の『アードネス』が誰であるか不明」というミステリアスな点でした。
複数の人間の名前を組み合わせたものである、などといった様々な憶測がありますが、現在ではMartin Gardner氏による「Milton Franklin Andrews」という人物であったという推測が定説となっているようです。アンドリュースという人物は殺人事件で指名手配され警官隊の前で自殺した人物です。
アードネスが何のカードを使っていたのかは不明ですが、少なくともBeeカードはこの本の挿絵に描かれています。
今回のカードはアードネスの名著の体裁をしたBeeバックのカードです。
価格は6ドル弱です。
ケースは原著と同じデザインで、深い緑に金色の文字で「The Expert at The Card Table」の文字が描かれています。バーコードはありません。
裏面はカードの裏模様が描かれています。
ケースの蓋部分ににシールは貼られておらず丸い切りこみからは「S.W.E.」の文字が見えています。
このケースが特徴的で、表面がエンボス加工の施されたザラザラになっています。本物の本のような質感になっています。
このデックには原著の序文などが縮小されたカードが2枚はいっています。
宣伝カードの類は入っていません。
ジョーカーはどんぐりのシルエットが描かれたデュプリケイト、スペードのAにはS.W.E.と1902の文字、スペードの中には2つのどんぐりが描かれています。
開封直後のすべり具合
「★★★★★」(5)
ちょっと滑りますが、特に扱い難いことはありません。
裏模様の見た目
個人的に「★★★★★☆☆」(7)
マジック用として「★★★★★」(5)
Beeの裏模様に白枠があります。色は濃い緑色でカラーバリエーションはありません。
裏模様はBeeですが、このカードの印刷ブランドはAristocratのようです。
マジックに使うには無難な模様でしょう。
スプレッドのやり易さ、広がり具合
「★★★★★☆☆」(7)
さらっとしていて綺麗に広がってくれます。
リフルシャフルのやり易さ
「★★★★★☆」(6)
最初はちょっと滑ってしまいますがBeeやAristocratと同様に扱いやすいですね。
ファローシャフルのやり易さ
「★★★★★」(5)
これも無難です。
綺麗に裁断されていますのでかみ合わせの向きはフェイスを上にしての状態で綺麗にかみ合います。
カードの硬さ
「★★★★★」(5)
Beeよりも柔らかめです。
エンボス加工の有無
あり。加工名は表記されていません。
何層構造か
3層構造になっています。
値段との釣り合い
[#IMAGE|S1#]
ワンデックにしてはちょっと高めですがケースの質感が凝っているのでトントンといった感じでしょうか。コレクション向けですね。
総評
アードネスへの敬意が感じられるデックです。カーディシャンなら手にすると嬉しいはず。
Beeの裏模様ですが質はAristocratですね。ちょっと柔らかめ。そしてすべすべ。
マジックには非常に使いやすいカードでしょう。カラーバリエーションはありません。落ち着いた深いグリーンのみです。
このカードは特にケースの質感が非常に凝っていて、これまでにない面白い試みですね。
カード同士の密着感などはありません。グリップは良いですがフラリッシュに使いやすいわけではないでしょう。
Aristocratブランドですのでカジノデック同様シャフル、ディールしやすいカードですね。
カード別使用感 目次
出版から100年以上経った今なお、カードを触るマジシャンにとってはマストの一冊と言える名著「Expert at The Card Table」、ダイ・ヴァーノンもこの書籍を強く推奨し、氏による注釈本「Revelation」も書かれています。またダーウィン・オーティス氏も「 The Annotated Erdnase」という写真入りの本を出版しています。
ギャンブルの世界において重要な技法の数々を惜しげなく解説した歴史的な名著です。日本では浜野明千宏氏による翻訳本「プロがあかすカードマジック・テクニック」が出版されています。
書かれている内容も勿論でしたが、何より読者の興味を惹いたのが「著者の『アードネス』が誰であるか不明」というミステリアスな点でした。
複数の人間の名前を組み合わせたものである、などといった様々な憶測がありますが、現在ではMartin Gardner氏による「Milton Franklin Andrews」という人物であったという推測が定説となっているようです。アンドリュースという人物は殺人事件で指名手配され警官隊の前で自殺した人物です。
アードネスが何のカードを使っていたのかは不明ですが、少なくともBeeカードはこの本の挿絵に描かれています。
今回のカードはアードネスの名著の体裁をしたBeeバックのカードです。
価格は6ドル弱です。
ケースは原著と同じデザインで、深い緑に金色の文字で「The Expert at The Card Table」の文字が描かれています。バーコードはありません。
裏面はカードの裏模様が描かれています。

このケースが特徴的で、表面がエンボス加工の施されたザラザラになっています。本物の本のような質感になっています。

宣伝カードの類は入っていません。
ジョーカーはどんぐりのシルエットが描かれたデュプリケイト、スペードのAにはS.W.E.と1902の文字、スペードの中には2つのどんぐりが描かれています。

開封直後のすべり具合
「★★★★★」(5)
ちょっと滑りますが、特に扱い難いことはありません。
裏模様の見た目
個人的に「★★★★★☆☆」(7)
マジック用として「★★★★★」(5)
Beeの裏模様に白枠があります。色は濃い緑色でカラーバリエーションはありません。

マジックに使うには無難な模様でしょう。
スプレッドのやり易さ、広がり具合
「★★★★★☆☆」(7)
さらっとしていて綺麗に広がってくれます。

リフルシャフルのやり易さ
「★★★★★☆」(6)
最初はちょっと滑ってしまいますがBeeやAristocratと同様に扱いやすいですね。
ファローシャフルのやり易さ
「★★★★★」(5)
これも無難です。

カードの硬さ
「★★★★★」(5)
Beeよりも柔らかめです。
エンボス加工の有無
あり。加工名は表記されていません。
何層構造か
3層構造になっています。
値段との釣り合い
[#IMAGE|S1#]
ワンデックにしてはちょっと高めですがケースの質感が凝っているのでトントンといった感じでしょうか。コレクション向けですね。
総評
アードネスへの敬意が感じられるデックです。カーディシャンなら手にすると嬉しいはず。
Beeの裏模様ですが質はAristocratですね。ちょっと柔らかめ。そしてすべすべ。
マジックには非常に使いやすいカードでしょう。カラーバリエーションはありません。落ち着いた深いグリーンのみです。
このカードは特にケースの質感が非常に凝っていて、これまでにない面白い試みですね。
カード同士の密着感などはありません。グリップは良いですがフラリッシュに使いやすいわけではないでしょう。
Aristocratブランドですのでカジノデック同様シャフル、ディールしやすいカードですね。

カード別使用感 目次
コメント
No title
シンプルでマジックに使いやすそうですね
後、このデックは限定生産なのでしょうか?
2010-02-19 18:47 anbisyasu URL 編集
No title
限定生産ではないようです。
2010-02-21 22:15 k_motonari URL 編集
No title
ちなみに僕はフラリッシュをしてますがこのデックは使いやすいです^^
2011-04-22 20:04 aqua URL 編集
No title
ケースに裏模様の無いモノは最初のロットよりも後に生産されたものです。
2011-04-22 20:21 k_motonari URL 編集
No title
僕は一ヶ月前くらいに買ったんですけど運が良かったんですねw
2011-04-23 16:10 aqua URL 編集