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ちょっといい話

本の話し
07 /13 2009
また宮部みゆきさんの本なのですが。

5編の短編のうち表題の「我らが隣人の犯罪」は宮部みゆきさんのデビュー作。

我らが隣人の犯罪 (文春文庫)

宮部 みゆき / 文藝春秋



隣人の飼っている犬の鳴き声に迷惑している家族がなにやら企む「我らが隣人の犯罪」
見知らぬ女性が赤ちゃんを抱えて留守番中の少年の家に押しかけてくる「その子誰の子」
卒業研究にサボテンを使った奇怪な実験を始める小学生達「サボテンの花」
結婚式場のエレクトーン奏者がある事件に付いて相談する「祝・殺人」
自分を殺してほしいと頼まれてしまった小説家の「気分は自殺志願者」

全部で5編、「祝・殺人」はちょっぴりサスペンスだけれど4編はほんのり和める短編でした。「犯罪」の単語と宮部みゆきさん著作という事でミステリーやサスペンスを期待したけれど全然そのような話ではなく、「ちょっといい話」でした。

重たいサスペンスもいいけれど、たまにはこんな軽妙なミステリーもいいですね。

コメント

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No title

motonari さん、文庫本を読まれるんですね~。
読書中ですが、やっぱり、本を持っていない、
反対の手には、カードですか?
私は、本を読みながらコインをコロコロしますが・・・・。

No title

コメント有難うございます。
本はよく読んでいますね。マジックの専門書を読んでいる時はカード片手が多いですけど、普通の本の場合はあまりカード片手という事はありません。
でも本を置いたときに手がカードに伸びることは多いですね。

あすぱら

トマト・お酒・カードマジック好き。
最近はレザーアイテムをチマチマ作っております。