イモーショナル・リアクション
マジックの話し
一度昼ごろまで寝てしまうと次の日からリズム狂っちゃいますよね。
夜寝られなくて昼ごろに眠くなってしまったり。
そうなると昼寝してしまうのですが、それだと悪循環なので夕方にさっぱりお風呂。
朝風呂もいいですけど、夕方に入るお風呂もなかなか。
相手の選んだカードを当てる、というのはカードマジックの中で定番。一番多く存在するトリックでしょう。
数々の傑作が多い中、とてもシンプルで演じやすい、そして不思議なカード当て、「イモーショナル・リアクション」をご紹介。言わずと知れたダイ・ヴァーノンの傑作ですね。
「イモーショナル・リアクション」
デックを観客に渡しシャッフルして返してもらいます。
「このようにして、好きなカードのところで半分に分けて、そのカードが私に見えないように胸に当てて持ってください」
と説明しながら、マジシャンはカードの表を自分の方に向けて広げていき、真ん中くらいで半分に分け、上半分のパケット(ボトムカードじゃない方のパケットです)を胸に当てます。
観客にデックを渡し同じようにカードを選んで胸に当ててもらいます。下半分のパケットは返してもらいます。
「選んだカードはそのようにしている限り貴方以外には見えません。カードをしっかり憶えたらその上半分も返してください。・・・・・・あ、でも、カードが見えてしまうといけないので、貴方の憶えたカードが分からなくなるように一回カットしちゃいましょう」
マジシャンは自分の持っているパケットをカットして見せて、観客にも同じようにカットしてもらいパケットのボトムにあった選ばれたカードを混ぜてもらう。
「はい、ではこちらにカードを返してもらって、軽くシャッフルします。貴方もどうぞ」
観客にも軽くシャッフルしてもらう。
「これで貴方のカードはもうどこだか分かりません。この状況ではマジシャンでも当てることは出来そうにない・・・・・と思いませんか?」
「はっきり言ってそれはイエスです。分かりません。分かりませんが、貴方はカードを胸に当てました。すると貴方の感情の動きがカードにも伝わってくるのですよ」
マジシャンはそう言いながら一枚のカードを抜き出し渡す。
もちろん、それは選ばれたカードである。
文章にしてみると、どうもこのトリックの面白さというか、不思議さは伝わらないようですね。
演じてみれば分かりますが、うっかりしているとマニアでも引っかかります。
シンプルながら「これはムリでしょ」と相手に思わせるという凄いトリックです。
そうです、これは凄いトリックなのです。簡単すぎて「こんなもん」と思ってしまいますが、カード当てのトリックとして本当に完成されている綺麗なトリックだと僕は思っています。

例えばこのトリックをサカートリック風味にしたり、ストップカード風味にしたりするのはむしろ申し訳なくて出来ませんね。変に味付けすることなくそのまま味わえる味わい深いヴァーノンの傑作。
夜寝られなくて昼ごろに眠くなってしまったり。
そうなると昼寝してしまうのですが、それだと悪循環なので夕方にさっぱりお風呂。
朝風呂もいいですけど、夕方に入るお風呂もなかなか。
相手の選んだカードを当てる、というのはカードマジックの中で定番。一番多く存在するトリックでしょう。
数々の傑作が多い中、とてもシンプルで演じやすい、そして不思議なカード当て、「イモーショナル・リアクション」をご紹介。言わずと知れたダイ・ヴァーノンの傑作ですね。
「イモーショナル・リアクション」
デックを観客に渡しシャッフルして返してもらいます。
「このようにして、好きなカードのところで半分に分けて、そのカードが私に見えないように胸に当てて持ってください」
と説明しながら、マジシャンはカードの表を自分の方に向けて広げていき、真ん中くらいで半分に分け、上半分のパケット(ボトムカードじゃない方のパケットです)を胸に当てます。
観客にデックを渡し同じようにカードを選んで胸に当ててもらいます。下半分のパケットは返してもらいます。
「選んだカードはそのようにしている限り貴方以外には見えません。カードをしっかり憶えたらその上半分も返してください。・・・・・・あ、でも、カードが見えてしまうといけないので、貴方の憶えたカードが分からなくなるように一回カットしちゃいましょう」
マジシャンは自分の持っているパケットをカットして見せて、観客にも同じようにカットしてもらいパケットのボトムにあった選ばれたカードを混ぜてもらう。
「はい、ではこちらにカードを返してもらって、軽くシャッフルします。貴方もどうぞ」
観客にも軽くシャッフルしてもらう。
「これで貴方のカードはもうどこだか分かりません。この状況ではマジシャンでも当てることは出来そうにない・・・・・と思いませんか?」
「はっきり言ってそれはイエスです。分かりません。分かりませんが、貴方はカードを胸に当てました。すると貴方の感情の動きがカードにも伝わってくるのですよ」
マジシャンはそう言いながら一枚のカードを抜き出し渡す。
もちろん、それは選ばれたカードである。
文章にしてみると、どうもこのトリックの面白さというか、不思議さは伝わらないようですね。
演じてみれば分かりますが、うっかりしているとマニアでも引っかかります。
シンプルながら「これはムリでしょ」と相手に思わせるという凄いトリックです。
そうです、これは凄いトリックなのです。簡単すぎて「こんなもん」と思ってしまいますが、カード当てのトリックとして本当に完成されている綺麗なトリックだと僕は思っています。

例えばこのトリックをサカートリック風味にしたり、ストップカード風味にしたりするのはむしろ申し訳なくて出来ませんね。変に味付けすることなくそのまま味わえる味わい深いヴァーノンの傑作。
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