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怖いけど

本の話し
04 /28 2009
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 カード別使用感早見表H~W+

宮部みゆきさんのオススメを一冊

あやし―怪

宮部 みゆき / 角川書店



時代物の怪談話集です。
怪談だから当然怖い。宮部みゆきさんの本はミステリーにしてもなかなか怖いモノが多い。

でも怖いのだけど、どこか切ない気持ちになったり、ホロッとくる物語。全部で9編。
少しだけ濁すような結果で、読む人によって解釈が異なりそうな物語りも。
 時雨鬼より
「たくさんの人間のなかにはね」
おつたは勝手に話を進める。
「自分の欲のためなら、親切そうな優しそうな顔をして、平気で他人を騙したり、殺すことのできるような連中がいるんだよ。
そういう奴らは、いかにも人間らしいきれいな顔の下に、鬼の本性を隠しているんだ」

コメント

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No title

所謂「ヤンデレ(特定の人を愛するが故に精神的に病んでしまった人)」
の話を見るたびに一番怖いのは人間だという事を思い知らされます。

No title

みんなで助けてあげましょう。

No title

コメント有難うございます。

Tom_kさん
宮部みゆきさんのミステリーも「人が怖い」ですね。この本もただ妖怪が出てくる怪談ではなく、人間の業や悪い部分をじわりと感じられる物語です。
文体や内容は異なるのですが、どこか芥川龍之介の作品と似た匂いを僕は感じました。

マーカテンドーさんの件でリンクを紹介してくださった方、丁度リンクに加えようと思っていました。
僕が小学生の頃にTVで観て大変驚かされた素晴らしいマジシャンです。このブログでも微力ながら応援させていただきます。

あすぱら

トマト・お酒・カードマジック好き。
最近はレザーアイテムをチマチマ作っております。