カード別使用感 BICYCLE GOLD STANDARD
カード別使用感
「バイト上がった時に携帯にメールが来ていないと何だか悲しいですよね~」
おいちゃんは携帯を持って来てすらいないけどね・・・・。
「・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・
今日のカードはBeeに続き、BICYCLEのTraditionallyCutバージョンです。
ターナーのウェブサイトの説明を読む限り、単に伝統的な裁断方法を用いただけでなく「Beeブランドの品質で生産されたBICYCLE」という事のようです。
興味のある方は↓からどうぞ。
おいちゃんは携帯を持って来てすらいないけどね・・・・。
「・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・
今日のカードはBeeに続き、BICYCLEのTraditionallyCutバージョンです。
ターナーのウェブサイトの説明を読む限り、単に伝統的な裁断方法を用いただけでなく「Beeブランドの品質で生産されたBICYCLE」という事のようです。

「BICYCLE GOLD STANDARD(Gold Seal)」
Richard Turner氏によって伝統的な裁断方法を用いられ、より高い質を持ったBICYCLEデックです。
【伝統的な裁断方法とは?】
【裁断方法の見分け方】
は、Bee Traditionally Cutの使用感をお読みください。
ケースや中身のデザインは全く変わりません。
ケースには「TRADITIONALLY CUT」で生産されたことを示すシールが貼られています。これが貼られていないと分かりません。
このカードはケースの封をしているシールがなんとゴールドです。リッチです。
裏模様もフェイスも普通のBICYCLEと全く同じです。
ジョーカーはデュプリケイト。BFカードと、ターナーの宣伝カードが1枚付いてきます。
この宣伝カードの裏にはバーノン直筆のターナーへの賛辞が書かれています。
ジョーカー2枚とBF1枚でマジックに使いやすそうですね。
価格は6ドル程度。
普通のBICYCLEよりもかなりお高いデックです。ターナーのウェブサイトでは3ダースから海外発送しており送料も結構掛かりますので、国内のショップで買った方がお徳です。
開封直後のすべり具合
「★★★★★☆☆」(7)
Bee同様に滑りすぎずなかなか良い具合です。
裏模様の見た目
個人的に「★★★★★」(5)
マジック用として「★★★★★」(5)
通常のBICYCLEと全く同じ模様です。
白枠有りの上下対称、カラーは赤と青。マジックに使いやすいですね。
スプレッドのやり易さ、広がり具合
「★★★★★☆☆」(7)
表質はどうも普通のBICYCLEと同じような気がします。
Beeよりも若干サラッとしており軽い広げ心地です。通常のBICYCLEと比べて劇的な違いは感じられません。
リフルシャフルのやり易さ
「★★★★★」(5)
僕には通常のBICYCLEと同じように感じられましたね。リフルする時の親指のさわり心地は若干なめらかに感じられましたが、特に変化は無いように思います。
シャフルするうちにちょっと反りが付いてしまいました。
ファローシャフルのやり易さ
「★★★★★☆☆☆」(8)
通常のBICYCLEよりも格段に良くなっています。
通常のBICYCLEや他のカードよりも弱い力で十分にかみ合っていきます。
カードの硬さ
「★★★★★」(5)
Beeブランドの質で作られたからちょっと硬いのかな?と思っていましたが、これも通常のBICYCLEと同じ硬さ思えます。
ちょっとだけしなやかさが増したような気もしますが、多分、同じです。
エンボス加工の有無
有り
表面加工は「Air-Cushion Finish」です。
何層構造か
3層構造になっています。
値段との釣り合い
[#IMAGE|S2#]
う~ん、普通のBICYCLEと比べて質は良いと思うのですが、いつも使うBICYCLEより高い値段を出してまで使う必要が感じられませんでした。
【MARTERS EDITIONと比べてみよう】
このBICYCLEを見たとき真っ先に思いついたのがこれです。結構前にEllusionistからリリースされたマスターエディションとはどこが違うのかな。
質の違いですが、結構ハッキリしています。
マスターエディションは側面がツルツルで綺麗に整えられた印象を受けます。ただしファローシャフルの際は通常のBICYCLEやGold Standardと比べると若干劣ると思います。
Gold Standardは通常のBICYCLEと同じく側面が若干ザラつきますが、伝統的裁断方法を取り入れたために他のカードと比べても遥かにファローしやすくなっています。
ファローシャフルのしやすさで順番を付けると、
Gold Standard > 通常のBICYCLE > マスターズエディション
僕はこのように感じられました。
マスターズエディションとGold Standardではコンセプトの違いがあるのでしょう。
マスターエディションはより長持ちする質を目指し、またケースやフェイスデザインを一部変えていますので「新しいBICYCLE」と言えます。
Gold Standardはデザインを全く変えず、「マジックに使えるBee」を目指しているような気がします。Beeのように白枠の無いカードはマジックに使いにくいので、じゃあBeeの質をそのままBICYCLEに持ってこよう、というわけです。
総評
Beeブランドの質で生産されたようですが、「Beeっぽさ」はあまり感じられませんでした。
伝統的な裁断方法を用いただけあって、パーフェクトファローシャフルはかなり容易にできますし、テーブル上で行うパーフェクトファローも簡単に出来ます。
カードの質はとっても良くなっていると思います。
ただし価格が高いです。
BeeのTraditionally Cutが2ドル程度で購入できるのに対してこちらは6ドル。
確かにBeeよりもマジックに使いやすいのですが、通常のBICYCLEとこのBICYCLEを比べて、このBICYCLEが勝っている部分が少なすぎると思うのです。
普通のBICYCLEでもファローシャフルは出来ますし、向きさえ気をつければパーフェクトファローも簡単に出来ます。
そして、その「ファローシャフルしやすい」という点を重視するようなデリケートなシャフルを駆使する人であれば、多分Beeの方が良いと思うのですよ。
そういう人が行うマジックやパフォーマンスは、例えばターナーのようにギャンブル系統のものが多いのではないかな、と。
Mnemonicaを観客の前で組むといった特殊な状況であれば良いかもしれませんが、トライアンフや4Aアセンブリーを演じるときにファローシャフルが行いやすいかそうでないかは関係ないのです。それだったらいつものBICYCLEを使った方がお財布に優しいと僕は思うのでした。
いつも使うデックにはならないけれど、質は確実に良いので、買い物ついでに2~3個買っても良いでしょう。ファローシャフルの練習にどうぞ。
カード別使用感 目次
Richard Turner氏によって伝統的な裁断方法を用いられ、より高い質を持ったBICYCLEデックです。
【伝統的な裁断方法とは?】
【裁断方法の見分け方】
は、Bee Traditionally Cutの使用感をお読みください。
ケースや中身のデザインは全く変わりません。
ケースには「TRADITIONALLY CUT」で生産されたことを示すシールが貼られています。これが貼られていないと分かりません。

裏模様もフェイスも普通のBICYCLEと全く同じです。
ジョーカーはデュプリケイト。BFカードと、ターナーの宣伝カードが1枚付いてきます。


価格は6ドル程度。
普通のBICYCLEよりもかなりお高いデックです。ターナーのウェブサイトでは3ダースから海外発送しており送料も結構掛かりますので、国内のショップで買った方がお徳です。
開封直後のすべり具合
「★★★★★☆☆」(7)
Bee同様に滑りすぎずなかなか良い具合です。
裏模様の見た目
個人的に「★★★★★」(5)
マジック用として「★★★★★」(5)
通常のBICYCLEと全く同じ模様です。
白枠有りの上下対称、カラーは赤と青。マジックに使いやすいですね。
スプレッドのやり易さ、広がり具合
「★★★★★☆☆」(7)
表質はどうも普通のBICYCLEと同じような気がします。
Beeよりも若干サラッとしており軽い広げ心地です。通常のBICYCLEと比べて劇的な違いは感じられません。
リフルシャフルのやり易さ
「★★★★★」(5)
僕には通常のBICYCLEと同じように感じられましたね。リフルする時の親指のさわり心地は若干なめらかに感じられましたが、特に変化は無いように思います。
シャフルするうちにちょっと反りが付いてしまいました。
ファローシャフルのやり易さ
「★★★★★☆☆☆」(8)
通常のBICYCLEよりも格段に良くなっています。

カードの硬さ
「★★★★★」(5)
Beeブランドの質で作られたからちょっと硬いのかな?と思っていましたが、これも通常のBICYCLEと同じ硬さ思えます。
ちょっとだけしなやかさが増したような気もしますが、多分、同じです。
エンボス加工の有無
有り
表面加工は「Air-Cushion Finish」です。
何層構造か
3層構造になっています。
値段との釣り合い
[#IMAGE|S2#]
う~ん、普通のBICYCLEと比べて質は良いと思うのですが、いつも使うBICYCLEより高い値段を出してまで使う必要が感じられませんでした。
【MARTERS EDITIONと比べてみよう】
このBICYCLEを見たとき真っ先に思いついたのがこれです。結構前にEllusionistからリリースされたマスターエディションとはどこが違うのかな。
質の違いですが、結構ハッキリしています。
マスターエディションは側面がツルツルで綺麗に整えられた印象を受けます。ただしファローシャフルの際は通常のBICYCLEやGold Standardと比べると若干劣ると思います。
Gold Standardは通常のBICYCLEと同じく側面が若干ザラつきますが、伝統的裁断方法を取り入れたために他のカードと比べても遥かにファローしやすくなっています。
ファローシャフルのしやすさで順番を付けると、
Gold Standard > 通常のBICYCLE > マスターズエディション
僕はこのように感じられました。
マスターズエディションとGold Standardではコンセプトの違いがあるのでしょう。
マスターエディションはより長持ちする質を目指し、またケースやフェイスデザインを一部変えていますので「新しいBICYCLE」と言えます。
Gold Standardはデザインを全く変えず、「マジックに使えるBee」を目指しているような気がします。Beeのように白枠の無いカードはマジックに使いにくいので、じゃあBeeの質をそのままBICYCLEに持ってこよう、というわけです。
総評
Beeブランドの質で生産されたようですが、「Beeっぽさ」はあまり感じられませんでした。
伝統的な裁断方法を用いただけあって、パーフェクトファローシャフルはかなり容易にできますし、テーブル上で行うパーフェクトファローも簡単に出来ます。
カードの質はとっても良くなっていると思います。
ただし価格が高いです。
BeeのTraditionally Cutが2ドル程度で購入できるのに対してこちらは6ドル。
確かにBeeよりもマジックに使いやすいのですが、通常のBICYCLEとこのBICYCLEを比べて、このBICYCLEが勝っている部分が少なすぎると思うのです。
普通のBICYCLEでもファローシャフルは出来ますし、向きさえ気をつければパーフェクトファローも簡単に出来ます。
そして、その「ファローシャフルしやすい」という点を重視するようなデリケートなシャフルを駆使する人であれば、多分Beeの方が良いと思うのですよ。
そういう人が行うマジックやパフォーマンスは、例えばターナーのようにギャンブル系統のものが多いのではないかな、と。
Mnemonicaを観客の前で組むといった特殊な状況であれば良いかもしれませんが、トライアンフや4Aアセンブリーを演じるときにファローシャフルが行いやすいかそうでないかは関係ないのです。それだったらいつものBICYCLEを使った方がお財布に優しいと僕は思うのでした。
いつも使うデックにはならないけれど、質は確実に良いので、買い物ついでに2~3個買っても良いでしょう。ファローシャフルの練習にどうぞ。

カード別使用感 目次
コメント
No title
このカードは買うのを戸惑っておりました。
やはり、思った通りでした。レポートありがとうございます。
Beeカードは白枠がないので残念です。
WTPカードはそのままBeeカードなのでしょうか?
2009-02-03 00:17 kaoriblenda URL 編集
No title
ポーカーの大会で使われるトランプはいくつか種類がありますが、Beeのブランドで作られたカードは通常のBeeと同じかあるいは若干硬めの質に感じられます。
2009-02-03 22:00 k_motonari URL 編集
No title
私は、Beeの質がスキなので
いろいろ探してみたいと思います。
2009-02-04 00:09 kaoriblenda URL 編集
No title
2009-02-04 00:44 k_motonari URL 編集
No title
残念です。
2009-02-06 20:20 kaoriblenda URL 編集
No title
2009-02-07 07:28 k_motonari URL 編集
No title
イメージではもっともっとBeeしているのかなって思っていましたが
丁寧につくったBICYCLEな感覚でした。
2009-02-07 12:32 mg25asa URL 編集
No title
僕もBeeの質を予想していましたが、どうにもBICYCLEでしたね。
2009-02-07 20:22 k_motonari URL 編集