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Impressions

マジックの話し
03 /01 2007
もう3月ですなぁ。
春ですなぁ。
もういっそ秋にでもならないかなぁ。

「Inpressions(千変万化)」
一枚のジョーカーが、トランプ王国を旅しながら、そこで出会ったそれぞれのカード達に影響されて表が変化していき、最後には、観客が想像したカードにも影響を受けてしまうというストーリーで演じます。長い間秘密のベールに包まれていた伝説のマジックです。(解説書から引用)

フィルゴールドスタインによるユニバーサルカードのバリエーションです。
青裏デックのジョーカーと、赤裏のデックを使います。
赤裏デックからスペードのA,2,3を最初取り出し、ジョーカーがそれぞれのカードに変化していきます。続いて、観客に選んでもらったカード(フォースしません)にも次々と変化していき、最後は観客にパントマイムで抜いた振りをしてもらった見えないカードに変化してしまいます。

今までのユニバーサルカード現象では、変化したカードと元のカードを2枚同時に見せることが困難でした。このトリックでははっきりと2枚同時に見せることができ、変化の仕方も、2枚を手の中に通すだけという単純な動作です。
観客が自由に取ったカードを完璧にコピーするシーンはちょっと見物でしょうね。

ただしこのトリック、使っているデックがものすごいことになっています。
「葉を隠すには森の中だ」
「森が無かったら?」
「森を作ればよい」
みたいな感じ。どういう感じだ。
フェイクカードが嫌いな方には悪魔のようなトリックかもしれません。
本当に不思議なんだろうけど、これを準備して、このトリックを演じるに相応しい場面が果たしてあるかどうか、、、、と考えてしまいます。

フィルゴールドスタインによると、このトリックは78年3部だけ解説書を書き、フレッド・カプス、ジョン・トンプソン、チャールス・レイノールズの3人(すごいな・・・)にだけあげたそうです。
カプスの死後、友好関係にあったコーンウェインダーがそれを受け継ぎ、この手順でオランダの国際大会ではクロースアップマジシャンとしてはじめてグランプリを取ったらしいですよ。

明日はレギュラーデックで演じるゴールドスタインのユニバーサルカードをご紹介。

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あすぱら

トマト・お酒・カードマジック好き。
最近はレザーアイテムをチマチマ作っております。