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彼はどこに行き着きたいのだろう

マジックの話し
09 /24 2008
「60時間逆さ吊りになる男」

はい、これ見ただけでどこの誰がやってるか大体予想できますね。
例のデビッドさんです。

David Blaine氏はこれまでにも水中で生活したり箱の中で断食したり氷の中に入ったり息を止めたりしてきましたが、今回は「60時間逆さ吊り」のようです。

「逆さ吊り」というのはなかなか辛いですよね。
逆立ちをずっとしていると顔がキューっとなってきます。拷問に使われるくらいですし。
でも実は血行がよくなったり健康に良いとも言われているそうです。ホントかな?

ところで、最近のデビッドのパフォーマンスを見ていると、彼がこの先どういう風な存在になりたいのか分からなくなってきます。一応「マジシャン」ですよね。まだ。
様々な「限界」に挑戦している彼はどういうビジョンで先を見つめているのか気になります。彼の講演会とかあれば是非聞きに行きたいですね。

こちらのオフィシャルサイトで彼のパフォーマンスを数多く動画で観ることができます。
Dabid Blaine.com

この大規模なパフォーマンスを行う費用は誰が出しているのでしょうね。TV局かな?どことなくマックス・メイビン氏にも似ていると思うのですよ。

コメント

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No title

今度は宙吊りですか..........ガラス玉や 氷の中など
なにがいいのか良く判らないのですが私には
ガマン大会の様で、デビッド!ストリートに戻っておいで~!
そんな気がします

No title

コメント有難うございます。
彼をマジシャンではなくて「限界に挑戦する変なパフォーマー」と思っている人はもしかすると沢山居るかもしれません。
このパフォーマンスを通してチャリティー関係への寄付などもしているようですが、「別にそんな危ない事しなくても・・・」というのが正直な感想です。
またストリート”マジック”を録画した番組を作って欲しいですね。

No title

特番ライブ放送され、合間にブレインの録画の新作ストリートマジックが放送されました。

ttp://www.youtube.com/watch?v=3PnIS41lZjo

他にもmatchbook trick、Extreme Burn、アンビシャスカードまで大量に。(その中の「eXile」 はTheory11で予約開始されてます。)

フーディニの名前を何度も出していましたが、彼自身はフーディニの現代版をスタント言う形で表現したいんだと思います。
アメリカ人はああいうライブが大好きですし、さらに視聴率が取れる(=スポンサーからお金が出る。)。
結局、ブレイン自身、観客、テレビ局(スポンサー)の色々な面で要望が合致してうまくエンタメとして完成しているんだと思います。それが体現できるのも、またブレインしかいません。

今回の「Dive of Death」は1時間ごとに体勢を戻して医療チェックとトイレ休憩が色々言われてましたが、マジで続けてやると誰でも死ぬらしく、そういう意味でも今回のスタントのチョイスは少し疑問がありましたが、とはいえ寝ないでがんばるブレインは感動的ではありました。

No title

コメント有難うございます。
exileは面白い現象ですねー、一体どういう頭からこのようなアイディアが生まれるのでしょうね。

現代版フーディニというのは、なるほど納得です。
でも、フーディニが「命を賭けた脱出を成功させる」という分かりすいエンターテイメントだったのに対し、デビッドの場合は「命を賭けた危険な行為にひたすら耐える」という点で異質なパフォーマンスに見えるのでしょうね。

あすぱら

トマト・お酒・カードマジック好き。
最近はレザーアイテムをチマチマ作っております。