カード別使用感 HOYLE PGC
カード別使用感
加藤英夫さんの「Card Magic Library」第1巻が発売されます。
Cardician's Journalをご覧になってください。見本もあります。
予約申し込みができますのでカーディシャンは是非。
今日のカードは「PGC」。
ナニソレと思った方、僕も思いました。
「HOYLE P.G.C」
HOYLE PRODUCTSによるカードです。
僕は「HOYLE」というブランドの立場がよく分かりません。U.S.P.C社のブランドの1つなのか、EncoreUSAというグループの中にあるHOYLE Gamingのことなのか、あるいはHOYLE Gamingの依頼という形でU.S.P.C社がカードを作っているのか、よく分かりません。
ご存知の方、是非教えてください。
「HOYLE Shell Back」は買えるところもありますが、HOYLEの他のカードは売っているのを見ません。
今回はP.G.Cというカードですが、もう1つHOYLEブランドのカードがありますので、そちらも近いうちに載せる予定です。
お値段は1デック3ドル程度。
ジョーカーには中央にPGCの文字が書かれており、4つのスートが描かれています。
エキストラジョーカーは付いていません。保証カードが付いてきます。
スペードのAにはマークの中にPGCの文字、裏模様はダイヤモンド型です。
同じダイヤモンド型のBeeに比べると色が若干明るいですね。
宣伝カードの類は入っていませんでした。
開封直後のすべり具合
「★★★★★☆☆」(7)
Beeと同じような質です。
裏模様の見た目
個人的に「★★★★★☆」(6)
マジック用として「★★」(2)
非常にシンプルなダイアモンド柄です。
こういうシンプルさは好きですが、マジックに使用するには難しいですね。
スプレッドのやり易さ、広がり具合
「★★★★★☆☆」(7)
表面加工の仕方がBICYCLEなどと大分違いますが、非常に滑らかな広がり具合です。
リフルシャフルのやり易さ
「★★★★★☆☆」(7)
BICYCLEに比べ少々硬く感じました。
非常にシャフルしやすいデックですが、空けた直後の状態では噛み合ったパケットを揃える時の抵抗感が強いです。
ファローシャフルのやり易さ
「★★★★★☆」(6)
上に同じ。
カードの硬さ
「★★★★★☆」(6)
カード自体は薄く、新品のBICYCLEと比べても2,3枚程度の違いがあります。
しかし弾力はしっかりありますのでペラペラではありません。Beeと同じような弾力です。
エンボス加工の有無
有り
表面加工の記載はありません。
BICYCLEやBeeなどと大分違う表面をしています。初めて触る感触でした。
エンボスは大分浅く、整然とした凹凸ではなくて小さいシワのようにも見えます。
[左がPGC、右がBICYCLE]
さらに、バック面よりもフェイス面のほうが摩擦感が強く、表裏を交互に重ねたパケットを広げると、表面同士が面している部分はあまり広がりません。
すご~く弱いラフ・アンド・スムースのような感じ。マジックに使えるものではありません。
何層構造か
3層構造になっています。
値段との釣り合い
[#IMAGE|S1#]
質はなかなかですので良い価格でしょう。
でもBeeがあるならこのカードは使わないかも。
HOYLEのカードはU.S.P.C社製のカードと、インデックスと絵札の柄が違います。
インデックスは数字とマークが太く、ほんの少し大きく感じられます。
絵札はデザインそのものが大分違いますね。
総評
「PGC」とは何かの略なのでしょうか。HOYLEというブランドもよく分かりません。
どなたかご存知でしたら教えてください。
カードの弾力や滑り具合はBeeと同じようなものに感じられました。
すこーしだけBeeよりも柔らかいと思います。
表と裏ではさわり心地が違います。フェイスの方がペタペタ感が強いですね。
表面のさわり心地から、汗や汚れに強いと思います。Beeよりも水を弾くような表質に感じられました。総合的な耐久性(カードの使える期間)は恐らく同じくらいでしょう。
「白枠の無いダイヤモンド型」は既にBeeという良いカードがあるので、拘って使う理由が無ければ特に必要ではないカードかもしれません。
そういえばT11でまた新商品が出るようです。
ビジュアルな変化現象を取り入れたカード当てのようなトリック。
最近T11の商品は「ふ~ん」と思うだけで食指が動かないです。カードは別ですが。
カード別使用感 目次
Cardician's Journalをご覧になってください。見本もあります。
予約申し込みができますのでカーディシャンは是非。
今日のカードは「PGC」。
ナニソレと思った方、僕も思いました。
「HOYLE P.G.C」
HOYLE PRODUCTSによるカードです。
僕は「HOYLE」というブランドの立場がよく分かりません。U.S.P.C社のブランドの1つなのか、EncoreUSAというグループの中にあるHOYLE Gamingのことなのか、あるいはHOYLE Gamingの依頼という形でU.S.P.C社がカードを作っているのか、よく分かりません。
ご存知の方、是非教えてください。
「HOYLE Shell Back」は買えるところもありますが、HOYLEの他のカードは売っているのを見ません。
今回はP.G.Cというカードですが、もう1つHOYLEブランドのカードがありますので、そちらも近いうちに載せる予定です。
お値段は1デック3ドル程度。
ジョーカーには中央にPGCの文字が書かれており、4つのスートが描かれています。
エキストラジョーカーは付いていません。保証カードが付いてきます。

同じダイヤモンド型のBeeに比べると色が若干明るいですね。

開封直後のすべり具合
「★★★★★☆☆」(7)
Beeと同じような質です。
裏模様の見た目
個人的に「★★★★★☆」(6)
マジック用として「★★」(2)
非常にシンプルなダイアモンド柄です。
こういうシンプルさは好きですが、マジックに使用するには難しいですね。
スプレッドのやり易さ、広がり具合
「★★★★★☆☆」(7)
表面加工の仕方がBICYCLEなどと大分違いますが、非常に滑らかな広がり具合です。
リフルシャフルのやり易さ
「★★★★★☆☆」(7)
BICYCLEに比べ少々硬く感じました。
非常にシャフルしやすいデックですが、空けた直後の状態では噛み合ったパケットを揃える時の抵抗感が強いです。
ファローシャフルのやり易さ
「★★★★★☆」(6)
上に同じ。
カードの硬さ
「★★★★★☆」(6)
カード自体は薄く、新品のBICYCLEと比べても2,3枚程度の違いがあります。
しかし弾力はしっかりありますのでペラペラではありません。Beeと同じような弾力です。
エンボス加工の有無
有り
表面加工の記載はありません。
BICYCLEやBeeなどと大分違う表面をしています。初めて触る感触でした。
エンボスは大分浅く、整然とした凹凸ではなくて小さいシワのようにも見えます。
[左がPGC、右がBICYCLE]


何層構造か
3層構造になっています。
値段との釣り合い
[#IMAGE|S1#]
質はなかなかですので良い価格でしょう。
でもBeeがあるならこのカードは使わないかも。
HOYLEのカードはU.S.P.C社製のカードと、インデックスと絵札の柄が違います。
インデックスは数字とマークが太く、ほんの少し大きく感じられます。
絵札はデザインそのものが大分違いますね。

総評
「PGC」とは何かの略なのでしょうか。HOYLEというブランドもよく分かりません。
どなたかご存知でしたら教えてください。
カードの弾力や滑り具合はBeeと同じようなものに感じられました。
すこーしだけBeeよりも柔らかいと思います。
表と裏ではさわり心地が違います。フェイスの方がペタペタ感が強いですね。
表面のさわり心地から、汗や汚れに強いと思います。Beeよりも水を弾くような表質に感じられました。総合的な耐久性(カードの使える期間)は恐らく同じくらいでしょう。
「白枠の無いダイヤモンド型」は既にBeeという良いカードがあるので、拘って使う理由が無ければ特に必要ではないカードかもしれません。

ビジュアルな変化現象を取り入れたカード当てのようなトリック。
最近T11の商品は「ふ~ん」と思うだけで食指が動かないです。カードは別ですが。
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