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カード別使用感 Split Spades

カード別使用感
04 /26 2008
一応今日からGWだそうです。
でも大型連休といったって本当にガッツリ休める人は少ないですよね。きっと。

今日のカードは「Split Spades」
David Blaine氏のオリジナルデザインカードです。
新しく発売されたSplitSpadesではなくて、以前から発売されていたもの。新しいバージョンと比較する準備として今回あすぱらに載せることにしました。

DaviBlaineというマジシャンを最初に見たのは確かNHKのTV番組でした。
もう10年くらい前になりますが、チャンネルを変えていたらいきなり変な人が街の人々にマジックを見せている番組を見つけて、急いで録画したのを覚えています。

彼のスタイルはストリートマジック。今では街に繰り出したマジシャンが道行く人にマジックを見せるスタイルがよく放送されています。セロさんとか。
しかし当時、そのようなスタイルでマジックを見せることが成り立っていた事を知らなかった僕はDavidの番組にかなり衝撃を受けました。
彼は何も凝ったトリックや演出はしていませんでしたが、見ている人たちは一様に目を見開いて驚いていました。
借りたコインを噛み切ってみせたり(バイツアウト)、客の手の甲に乗せたコインを一瞬で消してみせたり(レイヴン)といった、非常にシンプルで短いトリックを見せて回っていました。
ショウとしてマジックを見に来る人々は「マジックを見る」という心構えがありますが、その辺を歩いている人達にはそんなものありません。
心構えの無い観客の心にダイレクトに響き、深く印象に残るようなマジックをDavidは見せていたのでしょうね。

「Split Spades」
TALLY-HOをベースとしてDavidBlaine氏オリジナルのデザインで作成されたカードです。
BeeブランドのSplitSpadesも発売されています。
不思議なことに、このカードが発売され始めた時、デザインを見て「ふ~ん」と思っただけで、僕の食指は全く動きませんでした。

お値段は国内ショップだと1000円程度。海外のショップでも7ドル弱。
かなり値段の高いカードですね。ケースは白黒のちょっと妖しい感じ。
TALLY-HOのケースを基にして少し文字などを変えたデザインを取っています。

ジョーカーはデュプリケイト。絵が描かれていますが、これは所謂「騙し絵」でして、2つの見方があるそうです。僕には「顔」以外に見えないのですが、他にどのように見えるのでしょう。文字が綴ってあるのかな・・・?
スペードのAはTALLY-HOと同じデザインです。
他にブランクフェイスカードと「DavidBlaine」の頭文字をとった「db」のロゴが描かれたカードが付いてきます。


開封直後のすべり具合
「★★★★★☆」(6)
そこそこ滑りますが、滑り過ぎということはありません。無難。

裏模様の見た目
個人的に「★★★★」(4)
マジック用として「★★★★★☆」(6)
何故か好きになれない裏模様。
中央に「db」、カードのエンド部2つの三日月。
カードの四隅に描かれているのは「顔を覆って剣を突き刺す天使」です。
他にも蛇の頭や、トラのような動物も描かれています。
非常にデザイン性の高い綺麗な模様ですね。
上下左右対称、白枠がありマジックに使いやすいカードです。
カラーは赤、青、黒(白?)の3つです。

スプレッドのやり易さ、広がり具合
「★★★★★☆」(6)
軽い感触でサラっとしています。変に滑らないので広げ易いです。

リフルシャフルのやり易さ
「★★★★★」(5)
TALLY-HOベースですが、それよりもかなり柔らかく作られています。
厚さは変わりませんが弾力が弱い。良く言うと「軽い」、悪く言うと「ペラペラ」です。
特に支障はありませんが、デック側面のさわり心地はあまりよくありません。

ファローシャフルのやり易さ
「★★★★★」(5)
特にやり難いことはありません。

カードの硬さ
「★★★」(3)
BICYCLEよりも柔らかく、弾力が弱いです。
僕としてはもう少し「しなやかさ」があると良いのですが・・・・。
TALLY-HOと同じような弾力を期待すると「あれ?」と思うでしょう。
耐久性はあまり期待できません。

エンボス加工の有無

表面加工はTALLY-HOと同じく「LINOID FINISH」となっています。
BICYCLEよりもすこ~~しだけエンボスが荒いような気がします。
ちょっとだけザラザラ感が強く感じられました。

何層構造か
3層構造になっています。

値段との釣り合い
[#IMAGE|S2#]
品質は悪いものではありませんが、これ1つで1000円は大分高いです。
5ドルならギリギリ買うかな、といったところ。

このカードはスペードのK,QとハートのQの顔が、通常のU.S.P.C社製と違います。
左がSplit、右がTALLY-HOです。なんだか「キリッ」としていますよね。キリッ。

総評
ちょっと値段と質が釣り合っていないかな、と感じました。
TALLY-HOの弾力は決して強いとは言えないのですが、それよりも更に柔らかく、僕としてはペラペラだと思います。
印刷にズレがあり裁断もあまり丁寧とは思えません。
2つ空けましたが、片方は少し弾力があり、片方は変にペラペラでした。当たり外れが大きいカードなのかもしれません。
普通U.S.P.C社製のカードは、トップから「ハートのA~K、クラブのA~K、ダイヤのK~A、スペードのK~A」と、赤黒赤黒の順に並んでいます。
しかしSplitは、トップから「クラブのA~K、ダイヤのA~K、ハートのK~A、スペードのK~A」という黒赤赤黒の順でした。何か意味があるのでしょうか。デザインは非常に凝ったものですから、このデザインで作られた新バージョンがどのように変わったのか気になるところです。

カード別使用感 目次

コメント

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No title

Dan&Daveの掲示板見ると、このデックの評価は最新BeeベースのSplit Spadesより、評価は高いですね。デザインもStutzmanのDBイメージが伝わってTheory11の「Centurions」なんかより秀逸です。
値段は限定生産+David Blaineネームバリュー+タリホーベースなので個人的には安いと思います。タリホーベースでここまでオリジナル化を許している唯一のカードですよ。David Blaineだから承認したんでしょうね。Dan&Daveの掲示板にもありますが、ねらい目はすでに完売のブルーです。(国内で売ってるショップなし)
シリーズ最終のLIONは各色3セット(12個入り)注文しましたが、先行発売のわりに完売してませんね。
4/30にDabid Blaineが久しぶりにライブパフォーマンスやるみたいなので(16分の水中息止め世界記録挑戦)、このLIONデックもまた人気が出そうです。(そのタイミングでのリリースですが)。
私は印刷のズレを細かくは気にしない(評価に入れない)方なので、個人的には非常に好きなデックのいとつです。

No title

ううむ、カードを触ってみて、これで安いと僕には思えませんでしたねぇ。
T11で先行発売している分が完売していないのは値段による部分も大きいのではないでしょうか。

No title

ジョーカーは「Liar」(嘘つき)のスペルで構成されています

No title

「Liar」でしたか!
「i」と「a」は見えていたのですが「L」は分かりませんでした。
スッキリしました、有難うございます。

あすぱら

トマト・お酒・カードマジック好き。
最近はレザーアイテムをチマチマ作っております。