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カード別使用感 Jerry's Nugget Deck

カード別使用感
03 /05 2008

問 最も贅沢なカード技法の練習方法は?


答 新品のJerry'sを空けてマーキュリーホールドの練習。


すごい贅沢!
なんて、こんなことが言えるカードは数少ないと思います。
思いつく限りだと「Golden Nugget」「Carson City Nugget」「Dunes Deck」・・・・、あ、でもBICYCLEのヴィンテージ物を含めたら沢山あるかな?

価格の高いカードというのは、上を見ればきりが無いほどの価格が付くことがあります。
それらはもう「コレクション」として大事に保存しておくべき存在のカードと言えるでしょう。
ただ、どうして高い値段がつくのかと言うと、単に古いだけではなく、そのカードが「使いやすい」とされていたからでしょうね。

「Black Ghost Deck」などは完全に「コレクション」として確立されていると僕は思うのですが、「Jerry's Nugget」(以下ジェリー)や「Golden Nugget」は未だに使用されています。この2つは、コレクション的な存在と、実際にまだ使える段階の中間地点にあるカードだと思います。
今日はその1つ、ジェリーの使用感です。

完全に新品状態のものでした。オークションに出して、タイミングが合えば2万を超えることもあるでしょう。ここ最近でガッと価格の上がったカードです。
去年末以降、ebayでは落札価格150ドル以下を見なくなりました。下手すると200ドル超えです。もう生産されていないカードなのでこれから価格の下がることは有り得ないでしょう。
*09年に入って以降、ちょっとずつ価格が落ち着いてきているようです。
*DAN&DAVEやLee Asherがジェリーをショップ販売する動きをみせていたり、少しずつ、このカードの現状は変わりつつあります。
え?空けちゃうの?と思ったコレクターの方。

ふふふ、ここはあすぱらですよ。

例のごとく長くなりました。5000文字以上です。
まず、ジェリーはどういう類のカードなのでしょう。

1964年に開業した「Jerry's Nugget」というラスベガスのカジノ専用に生産されていたU.S.P.C社製のプレイングカードです。
1970年当時、お土産ショップではワンデック1~2ドル程度で購入できたそうです。このカードの品質に惚れたマジシャンは多かったようです。マーローも使用していたらしいですね。
ちなみにJerry's Nuggetは今もありますから、ラスベガスに行ったら足を運んでみてはいかがでしょう。カードは買えないと思いますが。

いつ頃まで生産されていたのか詳しくは分かりませんが、2000年に入ってからは段々と購入が難しくなってきたそうです。ここ数年でガッときました。ガッと。

何故こんなに高い値段が付くのでしょうか。

場合によっては200ドルの値段が付くこともあるこのカード。トランプ1つにそんな値段が付くのは不思議ですよね。どう考えても適正とは言えません。
もう生産されていないというのも高価格の原因でしょうが、実はこのカード、生産終了直前にとあるマジシャンによって多くの在庫が「大人買い」されてしまったようなのです。
その数何とおよそ4万デック(!)。何ともいやらしい買い方です。


事実かどうかの確証はありませんが、その大人買いをした「とあるマジシャン」とは、どうやらフランス人のマジシャン Dominique Duvivier氏 のようです。
どんな人かはこちらからYouTubeでどうぞ
横顔がマックス・メイビンに似ていますよね。

[画像はPLANETMAGIEから拝借]

現在の値段高騰の一要因として彼の大人買いがあるわけですね。


ただそれだけではなく、「有名なマジシャンによって使用されたカードがマニアの目に留まり、そのカードを探してみたら在庫ゼロ、そのためプレミアが付いた」という理由も、価格高騰のかなり大きな要因だと思います。

リー・アッシャーやDan&Daveなどが彼らのDVDなどで使用し、それまで存在を知らなかった人にも認知されたのです。
早い話、「有名人が使用したことで人気が出た」というのも大きな要因でしょう。
特にDan&Daveの「System」でかなり脚光を浴びたような印象を受けます。
そして探してみたら生産終了在庫無し。これでは高価格が付くのも仕方ありません。

ジェリーの値段が異常なのは「カードの質」のほかに、ジェリーを取り巻く環境によってもたらされた部分が大きいと言えるんじゃないかと僕は思うわけです。

では肝心の「質」の方はどうでしょ。早速見ていきます。


「Jerry's Nugget Deck」
現在手に入れるにはオークションしかありません。マジックショップで発売したとしても数分か、あるいは数秒で売り切れるでしょう。
それだけ人気の高い、コレクション的にも価値あるカードです。価格は、実はバラつきがあります。日本で1万以下で購入できる場合も(ちょっと前までは)ありましたし、海外のオークションで200ドル前後で取引される場合もあります。
現在は150~200ドルといったところでしょうか。あるいはもう少し高いかもしれません。
今回のデックは個人的に購入したものでオークションで購入するよりも安く手に入りました。
ただ値段を聞いた友人曰く「そのトランプの価値は知らんが、取り合えずお前は変態だ」。

よくわかってるじゃないか。

このカードはスペードのAのアルファベットから、1970年か、90年に作られたようです。
90年代の質とは思えず、40年ほど前のBeeに良く似ているため70年代に生産されたのでしょう。カジノデックはBeeブランドが定番です。
セロファンも付いていましたがカサカサになっていました。カードケースは現在のBICYCLEなどU.S.P.C社製カードのものよりも「しっかり丁寧に作られている」と感じられる出来です。
ケースの作り方自体が少し違うようです。現在のものは底の部分で糊付けされていますが、ジェリーは底の部分に糊付けはありません。
長方形の紙を縦に折り曲げて作られているようです。シールも現在と違い、角ばっていてカサカサの紙質です。点線切り取りの跡も。
リー・アッシャー氏がケースを解体して、側面の糊付け部分に書いてある年号を見せていました。見えない部分にそういった情報が書かれていることもあるみたいですね。

ケースにはシール以外に「U.S.P.C」の名前もバーコードもありません。側面まで「JERRY'S NUGGET」の文字が書かれています。
[上下][側面]ケースシールも古いせいかカサカサになっていました。
このケースは蓋のフラップが、WIZARDS' IINN DECKと同じように大きいです。宣伝カードは入っていません。今ではカジノ用のカードに入っているはずの製造コードが記載されたカードも入っていませんでした。
ジョーカーはデュプリケイト、カジノの看板が描かれています。あまりカッコよくは無い。スペードのAはいたってシンプル。CartamundiのデザインするスペードのAに似ています。
バック柄もカジノの看板が大きく描かれているだけの模様です。そこ以外はベタ塗りですので大変映える裏模様のカードです。

U.S.P.C社製に限らず、殆どのカジノ専用のカードは赤いインクが少し暗い色をしています。理由は定かではありませんが、セキュリティ上の理由だとか。
しかしジェリーやGolden Nuggetは明るいインクです。この当時はそういった配慮が必要無かったのでしょうか。
上から順にWynnGUARDIANSBICYCLE → ジェリー となっています。
写真だと分かりませんが、BICYCLEよりもジェリーの方が紙の色がクリーミーなので赤が若干明るく見えます。

紙自体は薄く作られており、持った感じかなり軽めです。
新品Wynnと比較してもカード2枚分ほどの違いが出てきます。結構薄いですね。
開封直後のすべり具合
「★★★★」(4)
むしろ滑らないくらいにカサついていますが、滑りすぎるよりもいい具合です。
このカードは使い込むうちに扱いやすさが増すと言われますが、最初はすこし扱いにくいほどかもしれませんね。
使い込んだ頃の滑り具合はかなり滑らかで良いと思いますが、「空けて直ぐ使えるカード」ではありません。

裏模様の見た目
個人的に「★★★」(3)
マジック用として「★★★★★☆」(6)
カラーは赤と青の2つです。
非常にシンプルなデザインです。カジノのシンボルが描かれていますが、個人的にそれほど良いデザインとは思えません。
ジェリーのことを知っている人であれば「この模様でなくちゃ!」と思うかもしれませんが、この模様を見て喜ぶのはマニアだけでしょう。
裏模様の色はWynnRedと比べると大変明るい色合いです。
マジック用としては、とても映える色合いですので使いやすく目立つカードです。
しかし他にデザインの良いカードは沢山ありますから、裏模様だけで見たら決して良いカードとは思えません。
上下非対称のワンウェイだそうですが、僕は上下を見つけられませんでした。
どうやらワンウェイではないようです。
色が映えるという点でBICYCLEよりプラス1です。

スプレッドのやり易さ、広がり具合
初期「★★」(2)
慣れてくると「★★★★★☆☆☆」(8)
空けた直後はカサカサで滑りませんが、慣れてくると綺麗に広がるようになります。
特徴的な表面の質によってガサガサから驚くほどなめらかな滑りになってきます。

リフルシャフルのやり易さ
「★★★★★☆☆☆」(8)
かなり弾力の強いカードです。また、古い紙質のため最初からカードが反っていることもあり最初は違和感を感じるでしょう。
硬いのが苦手な人はシャフルし難いカードですが僕にはピッタリです。ジェリーナイス。
パケットを揃える時の抵抗感は殆どありません。噛み合ったパケットがスッと揃います。
癖がありますが、硬いのが苦手でないならシャフルしやすく感じられると思います。

ファローシャフルのやり易さ
「★★★★★☆☆」(7)
軽くサクッと噛み合ってくれます。
カードが薄く、強い弾力があるお陰でかみ合わせやすいです。
ただ、カードが反っているため慣れないとかみ合わせ難く、薄いので変に力を入れてパケットを押し付けると痛んでしまうと思います。これも揃える時は軽いです。

カードの硬さ
「★★★★★☆☆☆」(8)
カード自体はかなり薄いのに、弾力がかなり強いです。
最初は扱いにくいですが、慣れてくるとバネの強さが丁度良く、カードが容易に曲がらないというのが結構気に入りました。
弾力が強くパケットに分けてもブロックのように扱えるためフラリッシュにはもってこいですね。

エンボス加工の有無

このカードは表面加工に大きな特徴がありましたので詳しく書きます。
まずカードの表面はツルツルしていますが、エンボス加工の凹凸はあります。
しかしラミネート加工されたような光沢があり、手に吸い付いてくるような感触です。指で触るとペタペタします。
1964年製のシルバー・ハーフダラーか、それより以前の銀製のコインを触ったことある人、それまでニッケルハーフだったのをシルバーハーフに代えると、手に吸い付くような感覚がありませんでしたか?ジェリーにもそんな感覚を覚えました。
はっきり言って笑っちゃうくらい手に馴染んできます。

昔の紙質で作られているU.S.P.C社製のカードの特徴として、フェイスとバックで表面の加工に違いがあります。
[バック] 普通のエンボス加工の凹凸が見えます。[フェイス] 普通の凹凸ではなく、「縦」に溝があるのが見えます。このため、フェイスを縦方向に撫でると滑らかですが、横方向に撫でるとザラザラします。
何故こうしたか分かりませんが、製造過程の仕様なのでしょう。
Lee Asher氏のウェブサイトには次のように説明がなされています。とっても参考になります。
以下の日本語訳には多分に僕の意訳が含まれています。

「ジェリーは現在のU.S.P.C社製と異なり、一方方向のエンボス加工で生産されました。当時はフェイス面の印刷に綿のローラー(コットンローラー)が使われていました。今日では鉄のローラー(スチールローラー)が使われています。そして当時は最後にディップコーティング(*)を施しました。現在の生産方法とは異なるため、ジェリーはもう再生産できないのです」

(*)ディップコーティング法は液体にモノを浸してから取り出し、表面に膜を付ける技術です。ジェリーをジェリーたらしめているあの表面ペタペタはこの技術によって出来上がったものなのでしょう。


ジェリーはフェイスの方がより手に吸い付く感覚があります。
この「フェイスの吸い付く感じ」がジェリーの大きな特徴です。上記のディップコーティング技術によるものなのでしょうね。
Old CARAVANやOld STUDなど、他の昔のカードもジェリーのように表裏でエンボス加工の施され方が違いますが、ジェリーほどの吸い付く感触は無いのです。

何層構造か
3層構造になっています。

値段との釣り合い
[#IMAGE|S7#][#IMAGE|S7#][#IMAGE|S7#]
このカードを気兼ねなく使えるのは一部の人間だけです。
未だ使う人は居るとはいえ、価格面で見れば最悪のカードです。

[WynnDeck Red&Blueと比較して]
WynnDeckとジェリーは似ていません
ただ、現在のカードでジェリーに「最も近い」のは確かにWynnのRed&Blueかもしれません。Brownはどちらかと言うとBeeよりのデックです。
Wynnは第2のジェリーではなくて、「第2のジェリー的ポジションに当たるカードを決めるとしたらWynnだね」ということだと僕は思います。同じカジノデックですし。

総合的に見て、マジックにも使える、フラリッシュにも使える、気兼ねなく使える、としたらWynnDeckの圧勝です。というかデザインの時点でWynnの方が映えます。

ただ、フラリッシュの分野のみ、カード表面のペタペタ具合とデック側面のグリップ感の良さ、さらに入手の難しさを無視した場合で他のカードと比べると、ジェリーは頭1つどころか頭50個分くらい飛びぬけてしまうでしょう。
現在のBeeなどと全く違うタイプですが、手に馴染むという点では今までのカードでは及びもつきません。とにかく手に馴染む。落とす気がしないのです。

表面のくっ付くような表質のお陰で、パケットを分けた際にそのパケットがバラけず、まるでブロックのように扱えるため、パケットを指先2本で支えたり不安定なポジションで進行するカット系フラリッシュにはぴったりなのですね。
また側面も程よくザラザラしているため、パケットを支えている指先との摩擦でまったく落ちる気配がありません。フラリッシュにはもってこいのカード、むしろカードフラリッシュのために作られたカードのようです。
正直に言ってしまえばマジックにはあまり向かないと思います。
総評
大雑把な感想としては「非常に癖のあるカードだけど何故か手に馴染む」です。
空けて驚いたのはカードの軽さとパサパサ感でした。
現在のBICYCLEなどのカードには少なからず「しなやかさ」が感じられるのですが、ジェリーは「しなやか」というよりも「頑固さ」があるような気がします。バネがやたら強いですし。

空けて直ぐに使えるカードとは思えません。かなり「慣らし」が必要でしょう。
実際触っているうちに段々と使いやすくなってきます。
そしてジェリーはこの質が長持ちするそうです。どれほど長持ちするかは分かりませんが、触ってみて「すぐにヘタってくる紙質ではないだろうなぁ」とは感じました。

大抵のカードは、空けた直後から少し使い込んできた頃が一番使いやすい質になります。
そしてその使いやすくなった頃をピークにだんだんと汚れや汗で質が落ちてきます。
ジェリーやOld STUD、Old CARAVANなどに共通している点ですが、昔の紙質で作られたカードは使いやすい質になるまで時間が掛かり、そしてその質が長く保たれるという特徴があると思います。変な使い方をしなければ、ワンデックの寿命は今のカードよりも長いです。

そのような昔のカードは今のU.S.P.C社製と比べるとどこか「荒削り」な感じもします。
今のカードのほうが使われる紙の質も高く印刷の技術も丁寧です。。
しかしジェリーに関しては、狙ったのか偶然なのかその微妙な品質がここまで良い具合になってしまったのが幸運でした。まさに奇跡のカードです。品質だけで見れば文句無く「あすぱら一押し」になるのですが、値段が異常なので一押しは出来ません

カード別使用感 目次

[ジェリーは ”アイドル” じゃないだろうか]
09年3月、DAN&DAVEやLee Asherらによってジェリーをショップ販売する動きがあります。これで「異常なカード」から「まぁそこそこ高いカード」になることを願うばかりです。

そこで改めてジェリーの価格を考えてみたいと思います。
僕程度がこんな事を書くのは申し訳ないのですが(でも個人ブログだから書いちゃう)、もし「質」だけを見て値段を付けるとしたら、ジェリーは幾らくらいになるのでしょう。

現在のBICYCLEやTALLY-HO、そしてBee。殆どの人が高品質だと思えるあのカードはどんなに高くても600円で買えます。なかなかにお買い得だと僕は思います。
その高品質に加えて綺麗な模様、さらにガフカードが付いていて3色のカラーバリエーションもあるSplit Spades LIONも、どんなに高くても800円です。

僕は沢山カードを触っていますが、1000円を超えるカードは殆ど、というか全くありません。コレクション的な価値の付いているカードも当時は400円とかその当たりなんです。それ以上の価格の内訳は全て「希少価値というカードの質以外の要素」で一杯なわけですね。

では、ジェリーから希少価値を取り除くとその価格は幾らになるのでしょう。当時は1~2ドルだったそうですから、ブレトン・ウッズ体制はちょいと無視して、オイルショックの影響でバタバタしていますので、大体1ドル250円と考えて換算してみましょう。

ジェリーワンデックで、多く見積もって500円ですね。
今のBICYCLEやTALLY-HOと変わりません。
でもあの質はなかなか良いので、それに対してもうちょっとお金を出しても良いと思えます。
そこで僕の感覚で、あの質のみに価格をつけるとこうなりました。

ジェリーワンデック、1200円。
残りの1万5千円くらいは全部「希少価値とフラリッシュ界のよいしょ」にあると思います。
この場合の「よいしょ」は良い意味ですからね。貶していませんからね。フラリッシュに向いている質のために注目された、という事です。

今後、ショップで販売されるジェリーは一体幾らなのでしょう。その価格によっては、ジェリーの価格から「希少価値」が少しでも軽減され、今後のジェリーを取り巻く環境がかなり良い状況になるのではないでしょうか。楽しみですね。

コメント

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No title

自分の知る限り、ここまでレビューした個人サイトを見たことがありません。
有名なカードなので、それなりには知っているつもりでしたが、他のカードとの比較など興味深く読ませていただきました。

No title

コメント有難うございます。早いですね^^;
僕はコレクターではないので、新しいカードが手に入ったら取り合えず空けて触ります。
ただ、全部正確な情報かというと、自分でもよく分からないまま書いている部分もあるのであまり信じないようにしてくださいね。

No title

すごいです!!よく分かりました。
謎めいていたのが辞書を引いたみたいに・・・

しかしJerry's Nugget、これから使っていく予定ですか?それともコレクションで・・・

自分だったら手袋はめて触りますね、絶対。。(レポート直しとこっと ^^;)

No title

コメント有難うございます。
1つだけしかないので、頻繁に触ることは無いと思います。
ただコレクションとして飾る、といったことはしないでしょうね。その他多数のカードと一緒に置いておきます。
手袋はめるのも1つの手ですね^^;
触る前に手を洗って手の汗を落とせば、カードは長く持ちますよ。

No title

WynnとBICYCLE RIDER BACKの厚みを見たら、2枚分程BICYCLEのほうが少ないので、JerryはBICYCLEと同じ厚みでしょうか。。

デザインは、Wynnの存在を知るまでは、Jerryがいいと思っていましたが、Wynnの存在を知ってからは、断然Wynnですねぇ。
フラリッシュで使用した時の見た目がイイ!
ダンandデイヴsystemで初めてJerryの存在を知りましたが、当初その他のカードと同じように手軽に購入できるものだと思っていたら、まさかこんな高価なものだとは思いもしませんでしたよ。。

No title

いつも拝見してます。お世話になってます。
僕もジェリーを持ってますが、使い心地最高ですよね。
僕のは随分なじんできて、ファンすると、まるでパウダーを塗ってるように
正確に広がってくれます。この辺はwynnにはないかなと思いますが…
ジェリーのワンウェイ説は、中央部タワーの印刷ズレを
ワンウェイと勘違いしたため、という話を聞きました。
たまたまそのデックがそうだったんでしょうね。

No title

コメント有難うございます。
トロガイさん
新品の状態では多分BICYCLEと同じ程度の厚さでしょう。
ただ、持った感じではBICYCLEよりも遥かに軽く感じられます。
僕もデザインではWynnの方が圧倒的に良いと思っています。
ジェリー、昔は手軽に購入できたようなのですけどね、、、、、いつの間にかこんなに高い値段が付いてしまいました。
しかしこんな高値がつくようになったのはほんの最近です。

uuAMさん
WynnDeckのRed&Blueは、「慣れて」きてちょっとすると広がり方にムラが出てきてしまいます。空けた直後~慣れてきた頃が一番綺麗に広がってくれるカードですね。
僕にはどうしてもワンウェイに見えなかったのですが、やはり上下対称の裏模様なのでしょうか。この頃はあまり正確な印刷ではなかったようですので、無理矢理印刷のズレで上下を分ける事も出来るのでしょうけど^^;

No title

時々DVDで見る柄だったので、そのうち入手したいなと思っていましたが,そういったいきさつと価格とは全然知りませんでした。勉強になりました。トランプカードもプレミアム対象になるんですね。

No title

コメント有難うございます。
古いカードは特に使いやすいということでなくても、見開封であればそれだけで凄い価値がでるようです。
今持っているカードも20年後くらいには大変な値段になるかもしれませんね・・・・。

No title

どうもこんにちわ。本日4件目の書き込みになり、すみません…。
Jerry'sNuggetはRed、Blueを一つずつ持っていて、Blueのみ開封して一日ちょっとだけ使いようにしています。(高かったので、なるべく長くいい状態で使いたいとの考えで…。)
あすばらさんの上記のJerry'sNuggetの評価はまさにその通りという印象で、すばらしい分析に感服いたします。
Jerry'sNuggetはとにかくFloourishがやりやすく、そこにつきるなとDeckと思います。最高の硬さ、最高の薄さ、最高の耐久性、がそれを生み出している元だろうと思います。
Flourish好きの僕としては1ダースくらい手にしたいDeckなのですが、現在価格高騰のあまりに手が出なくなってしまっています…。
Jerry'sNuggetは高すぎるけど、Flourisherにはのどから手が出るほど欲しいDeckですね。

No title

素晴らしいサイトですね。はじめて見つけました。Jerry'sNugget に一番近いのは、古い[DUNES]カジノのデッキです。これも珍しいデッキでJerry'sNugget 以上に手にはいりません。

No title

J.u.Nさん
ジェリーは決定的に紙の質が違いますが、今のカードのほうが丁寧な質だと思います。フラリッシュに向いているかは別として、ですが。
U.S.P.C社も改良を重ねているのでしょう。
もうこれから先はジェリーのような紙質では作られないという点は残念ですね。

matutomo3978さん
DunesDeckはチラッとオークションで見たことがあります。
ジェリーと同様の質と予想していましたし、異様に高かったので手は出しませんでした。機会があれば触ってみたいカードですね。

No title

私も一番好きなカードがJerry'sNuggetです。
現在未開封40デック以上保有。
有名マジシャンサイン入りJerry'sNugget開封済カードが7デック
私が使用中のデックが4デック。

ちなみに大人買いしたDominique Duvivier氏の
娘さんとLee Asherは当時つきあっていたようですよ。

No title

このカードが一番好きだ、という人は沢山いそうですね。
納得できる質ではあるのですが、如何せん、価格が異常に高いです^^;
リー・アッシャーもDVDでジェリーを使っていましたね。ドミニク氏の娘さんとのお付き合いも色々と邪心されそうですね。

No title

ジェリー...
半年前、このカードの価値を知らなかったころに某百貨店で売ってました。
「あー、ダン&デイブのカードだー、でも今はゴースト買ったし、買わなくてもいいかー」
......問い合わせたらもう時すでに遅し(泣)

見間違いでも新しいデザインのものでもありません。
2008/08/16(土)、広島の東急ハンズです...。

No title

コメント有難うございます。
ハンズって、何でもあるんですね~。どういう経緯で広島のハンズへ渡ってきたのでしょうね。
新品でしたら、何とも惜しいことをしました。。
ただ、もしかしたらそのデックは、コーナーカット・パンチ・マーカーされた「使用済み」のカードだったかもしれません。
僕もハンズで使用済みのカジノデックが格安で売られているのを見たことがありますので。

No title

たまたま見つけたんですけど↓
ttp://store.dananddave.com/jerrysnuggets.html
これすごくないですか?^^;

ttp://www.thecuso.info/2009/03/how-to-buy-jerry-nugget-for-one-dollar.html
↑を読むとLeeAsher氏のサイトでも売られるようですね。

No title

コメントありがとうございます。
The CUSOさんのメーリングリストに登録されている方は皆さん驚いたのでしょうね。
ジェリーを手にしたいと思っている人からすれば、魅力的なことになるかもしれません。
現在のこのカードの価格は明らかに異常ですので、今後もっと購入し易いカードになれば良いと思います。

ただ、今後再生産されることはあり得ないカードを1ドルで売るのはどうかとも思います。ジェリーの価値を適当に投売りするようで(勿論違いますが)、「太っ腹だなぁ」と同時に「1ドルって・・・・」と若干の呆れも、僕は考えてしまいました。

No title

めっちゃくわしくレビューされていますね
すごいです
最後のジェリナゲをスプレットしてある写真を印刷して部屋に飾りたいのですが良いですか?

No title

コメント有難うございます。
僕の撮った写真でよければどうぞお使いください。

ただ、そんなことする人はいらっしゃらないと思うのですが、オークションの写真に使ったりウェブサイトの素材として無断で使用するのは勘弁してください。

No title

出品カードの購入で何度かお世話になりました。レイトです。
ジェリーのカラーバリエーションは、どうやら赤、青だけでなく、緑や黒もあるようです。
ジェリーの中でもレアなものは、値段を想像するだけでも恐ろしいです(笑)

No title

Leitoさんへ

このカードに緑裏は存在しません。
たぶんこの動画を見たと思われますが、これは画像加工したものです。
ttp://www.youtube.com/watch?v=b4IgvexMv7g

黒裏は存在します。昨日ebayにも出品されていました。
ただ、フェイスはバイスクルライダーバックと同じです。
スペードのAもジョーカーも。質は分からないですね。
カードケースも透明なケースになっています。
以下黒裏の動画です。
ttp://www.youtube.com/watch?v=0kk_YVIPRPg
ttp://vimeo.com/1434167

No title

コメント有難うございます。

Leitoさん、reeclowさんの書かれている通りジェリーは赤と青以外に無いと思います。自分が確認していない、というだけなので絶対無いとも言えませんが、もし当時の品質で他のカラーがあればもっとピックアップされていると思います。
U.S.P.C社へ注文すればオリジナルのデザインでカードは作れますので、昔のカジノカードのデザイン版権がどのような扱いか分かりませんけど、黒色は恐らく発注者の意向でジェリーのバックデザインで作られたのでしょう。

No title

ジェリーのデザインのカードは版権の問題でUSPC社自体でも作ることは不可能だそうです。
最近では黒バックに加えオレンジバックや白黒反転バックなどもあるようですが、どれも中国製なので、中国には失礼ですが、いわゆるコピー商品でしょう。

No title

コメントありがとうございます。
カジノの看板ですからね。おいそれとデザインできないのでしょうね。

No title

先日、LILIPUTさんのお宅にお邪魔したのですが、たまたま見つけたジェリーを手にお値段交渉をしていたら、なんと…青をタダでもらっちゃいました!笑
ラッキーとしか言いようがありません。
まだ開けられずに飾ってありますが、いつかは開けてその質を楽しみたいと思います。

No title

コメントありがとうございます。
それはなんともラッキーでしたね!とても良い質です、是非お使いください。

あすぱら

トマト・お酒・カードマジック好き。
最近はレザーアイテムをチマチマ作っております。