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インターセプト

マジックの話し
07 /21 2007
喉と目が痒くて鼻水が出ます。
この時期に花粉・・・?

さて、今日はフェザータッチさんから発売され話題になった「インターセプト」というカードトリックのご紹介。
即席で出来るカードトリックの傑作じゃないでしょうか。

「インターセプト」
デックを観客に渡しよくシャフルしてもらいます。
裏向きにスプレッドし10枚ほどのカードを観客に選んでもらいます。
フォースなどは一切使わず完全なフリーチョイスです。
観客にその10枚ほどの中から一枚を「見て覚えてもらいます」
もし気に入ったカードが無ければもう一度10枚程度を選びなおしてもらいます。
注目すべき点は、マジシャンは抜き出してもらったカードを一切見ない点です。
カードを覚えてもらい全てのカードを戻してもらってシャフルします。
マジシャンはデックをゆっくりと広げて見せていき、覚えたカードが出てきたらそのカードを強く想ってもらいます。
「今、そのカードだ、と思いませんでしたか?」と、その想いをキャッチしたマジシャンは続けて1,2個の質問をします。
この質問とは「赤いカードじゃないですか?」などの、簡単で、1枚のカードを特定することは出来ないような質問です。
マジシャンはカードを一枚取り出し観客に渡します。もちろんそれは覚えてもらったカードです。

フェザータッチさんの商品説明には「質問する」ことが書かれていませんが、1つか2つの質問が必要です。

タネを知る前に是非とも誰かに演じてもらうのをお勧めするマジックです。
原理は特に新しいものではなく、ヴァーノンの作品にも似たトリックがあります。
準備は一切不要で52枚揃っていないデックでも演じられます。
即席で演じるのにかなり重宝するトリックになるでしょう。

難しい技法は一切使いません。
あるシャフルが出来ればすぐに演じられますが、実際に人前で演じるにはテクニック以外の部分で練習が必要です。
「当てる」のではなく、「心を読む」という演出。このマジックには必要なのは雰囲気を本物にする演技力です。マジシャン相手でも上手に演じれば十分「追えない」トリックです。
◎をつけてお勧め。

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あすぱら

トマト・お酒・カードマジック好き。
最近はレザーアイテムをチマチマ作っております。