くらえ!豆攻撃だ!
マジックじゃない話し
鬼と言えば、僕はアニメの日本昔ばなしに出てきた、きこりを殺してしまう鬼が思い出深い。
日本昔ばなしは、短いながらもとっても情緒深くて、とっても怖い話しや切ない話しも多かったと思う。いまだに幾つかの話しを覚えているくらい、印象深かった。
その中でも怖い思い出として残っているのが、きこりを殺してしまう鬼の話し。
きこりの使う大きなノコギリには「鬼を引き殺す」ための大きな刃が付いていて、これがつまり魔除けとなっていると。
二人のきこりが山に入って作業をしている時、夜になると必ず変な男が訪ねてくる。熟練のきこりが男にその刃を見せながら「これは鬼を殺すための刃だ」と言うと、その男は去っていく。でも次の日もその次にも、何度もその男はやってきて、そのたびに刃を見せて追い返す。
ある日、その刃が折れてしまい、熟練のきこりが刃を直すために山を下りる。その夜、いつものように訪ねてきた男に、残っていた若いきこりはうっかり「鬼を殺す刃が折れてしまった」と言ってしまうと、それを聞いた男はきこりを殺してしまうのです。翌朝、熟練のきこりが山に戻ると、川に殺されたきこりの服だけが浮いている、というお話でした。
詳しく調べてみると「牛鬼」という妖怪のようで、鬼の中でも割とポピュラーな存在のようです。少なくとも豆じゃ勝てそうにありませんね。
コメント
No title
しかし話がわかりやすかった。
文才がおありなのですね。うらやましい。
2012-02-04 08:12 yuu_major™ URL 編集
No title
日本昔ばなしは短い中にきっちりまとまっていたので、文章にもしやすいですね。
2012-02-05 15:03 k_motonari URL 編集