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ドミノ・ピザとジャックとSWEシフトと

カードマジックの書籍から
03 /10 2013

 


おしさし、おし、おしさ


おひさしぶりです。


 


文章で噛みを表現するのはなかなか難しいなぁ。


 


久しぶりのブログで色々と書きたいことが溜まっていて、もう僕が借りているサーバー容量がテキストで足りなくなっちゃうくらいなんですよね。


例えば、そうだなー、家の前のコンビニが潰れてドミノピザになりました。


あとは特に無いかな。


 


 




 


 



「アクロバティックジャック」


カードマジックの本を読んでいて「」としたり「」としたものをピックアップして何か色々書くっていうコーナーです。お久しぶりです!


カードマジックの歴史におけるアードネスの名著「The Expert at The Card Table」は100年くらい前に書かれたものですが、今でも読み込めるほどその内容は充実しています。

今では読みやい文章で絵や写真も沢山載っている解説書は沢山出ていますが、いまだにこの本に魅力を感じるのはさすがにバイブルと言われるだけあるなぁ、と思います。


この本には第三部に奇術もいくつか解説されているのですが、やはりそこは100年前、今の演出とは程遠く、また目的に対して使う技法も今の考え方とは根本的に違います。

観客の選んだカードを混ぜる時、「パスしてトップに持ってきてパームしてデックを渡してシャフルさせる」みたいな事を普通に要求していますが、今だとよっぽどのテクニック変態じゃないとそういうことはしませんからね。直線距離に思えて結構回り道している感じだし。


ただ、アードネスが解説している柱はカードギャンブルのテクニックですから、それらを応用した奇術ということで、奇術家の考え方とはそもそもが異なっていたのかもしれません。


その当時の奇術家はもしかすると同じ現象でも違う方法を採ったかもしれませんからね。ちなみにここに解説されている現象はいくつも現代風にアレンジされて一級のマジックとして演じられています。


さてさて、そんな奇術の部に紹介されているうちの1つが、今日の話題「アクロバティックジャック」です。


日本語版の原文では


「ジャックをトップとボトムと中央に置き、並外れたやり方で次々と位置を変える」


とありますが、もうちょっと詳しく書きますと以下のような現象になります。


 


1.ジャック4枚を取り出して赤ジャックと黒ジャックをそれぞれ2人の観客に持たせる


2.赤ジャック1枚をデックのトップに、黒ジャック1枚をデックの真ん中に入れてもらうと、瞬時に入れ替わる


3.赤ジャック1枚と黒ジャック1枚をそれぞれトップとボトムに置くと瞬時に中央に集まる


4.中央に移動したジャックがそれぞれトップとボトムに戻る


5.赤ジャック2枚をトップとボトム、黒ジャック2枚を中央に差し込んでもらうと瞬時に位置が入れ替わる


6.赤ジャック2枚をトップとボトムに置いてもらい、黒ジャックを中央に入れてデックを観客に手渡す


7.観客がデックを持ったまま、ジャックが全て中央に集まる(赤ジャックが中央に移動する)


 


この現象をよく読むとパス以外の技法を使っていない事がわかると思いますが、全て原案どおりに演じようとするとかなり困難です。ちなみに最初の入れ替わりの部分では「片手シフト」を使っているのです。


このマジックをどういう場所でやれとは書いていませんが、少なくともいわゆる現代のクロースアップマジックでは果てしなく困難です。

体ごと左右の観客に向き直る動作やデックを持ったまま腕を下げられるような場所でないと無理でしょう。


となるとサロンマジックのように比較的自由に動けて観客が前方にいるシーンが思い浮かぶのですが、ではそのようなシーンで「ジャックの赤と黒の位置がデック内で入れ替わる」という現象をハッキリと伝えられるかというと、それもまた難しいと思います。


 


で、これを読んでいてスゴイなーと感じ入ったのが、その現象の構成でした。


マジシャンからするとパス一辺倒の技巧的なマジックですが、「ジャックに教えこんで曲芸をさせている」という演出と、全て違う移動の仕方を行なっている(トップと中央の入れ替え→トップボトムから中央へ→中央からトップボトムへ→トップボトムと中央2枚の入れ替え→観客の手の中で移動)ことで、観客からするとまさにジャックが縦横無尽に移動しているようなマジックになっているのですね。


パスという技術一本でマジック作れって言われてもすっごく困るけど、このマジックはそれを達成していながら、好奇心を誘うセオリー通りだんだん不可能性も増していき、ストーリーが完結している事が僕にはとても凄いことに感じられたのです。


 


現象の分類からするとデック内の移動、あるいはトランスポジションですが、観客からはデックの中をカードが移動しているように見えるでしょうから、今で言うアンビシャスカードをもっと複雑にしたような現象に見えるんじゃないでしょうかね。


このマジックを演じられるとは思いませんが、とても良い勉強になった1つなのですね。

で、もっとカジュアルな作風にして、あと使い道の全然思いつかないSWEシフトを無理やり入れたのが上の動画です。Youtubeの動画編集メニューが増えていたので何かかっこいい感じの(中央が明るくて四隅がボンヤリしてる)フィルタを付けてみました。ん~、微妙。


SWEシフトって何に使えばいいんだろう。何に使えるんだろう。


IMG_1909


いやぁ最近はあすぱら書いたり、人のブログをチェックするより先に寝ちゃうような感じで。


肩も腰もバッキバキ、寝る前のオムロン低周波治療器は手放せませんね。すげー気持ちいい。

なにあれ。単四電池2個でここまで気持ちよくなっていいの?って感じ。


運動不足ってのは分かってるんですけど、この間ジャンプしたら太ももがピキって鳴って痛くなったので、なんかもう、ね、そういうのは、ね。

そういえばパソコンでマウスをクリックする動作には大体1カロリーちょっとを消費するらしいです。マジシャンがカードマジックをする時に消費するカロリーはどれくらいなんでしょうね。ま少なくとも「運動してる」とは言えないレベルなのでしょうが。


 


あ、新しいプリンターを買いました。

以前使っていたプリンターは黒インクが出なくなってしまって、、、何年も使っていたからね。


でー、無線LAN対応でパソコンとUSBで繋がなくても印刷出来るものとか、普通にありました。

新しく買ったのもそのタイプなんですけど、今って無線LANで使用するのが普通なんですか?

別にノートパソコンから送るわけでもないので(プリンターはデスクトップの横に置いてます)USBで直接繋ごうとしたんですけど、USBケーブルは付属していないしケーブルを挿す場所も明示されていないのね。

たまーに電化製品を買い替えると最新の機能について行けません。。。


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あすぱら

トマト・お酒・カードマジック好き。
最近はレザーアイテムをチマチマ作っております。