視聴率の謎
マジックじゃない話し
そう言えば、テレビ観ていてふと思ったんですが、「瞬間最高視聴率」ってありますな。
「○○が××だった瞬間、15.8パーセント!」みたいな。
あれ、例えば著名人が話題になるアクションをした瞬間や、野球などスポーツで点が入った瞬間に視聴率がぐっと上がったよ、と発表されていますよね。
それって変じゃないですか?
もし観たいテレビ番組があればそれを観るでしょうけど、そうでない場合はテレビを付けていなかったり、ザッピングやニュース垂れ流してたり、が普通じゃないですか。
瞬間最高視聴率はその番組中、特に盛り上がったシーンで一気に視聴者が増えたよ、という事でしょうから(ですよね?)、それまで違う番組を観ていた人や、テレビを観ていなかった人達が、急にその瞬間にその番組を観た、という事になっちゃいますよね。
・・・そんな事ってあるのかしら?
でちょいと調べてみたら、どうも視聴率の関する知識が全然足りてなかった事が判明しました。
普段興味ない事は全く知らないあすぱらです。
そもそも視聴率を測定する機械が置かれている世帯というのは、全国で6,600世帯しかないとのこと。
・・・結構少ない。
しかも日本全国をひとつのエリアとしての調査はしていないそうです。つまり66世帯で1パーセントというわけでもなく、各エリア毎にもっとミニマムな世帯数で調査しているらしい。
そうなると瞬間最高視聴率のありがたみ(?)も随分と減ってしまいます。
10世帯くらいがチャンネル変えて同じ番組を観れば視聴率がグンとあがるみたいですからね。
さらにさらに、そもそもの瞬間最高視聴率は全然「瞬間」じゃないことも分かりました。
なんと視聴率は60秒ごとに測定しているのだそうです。
つまり1分間の間はずーっと同じ視聴率ということ。その間に視聴者が減ろうが増えようが、60秒間は同じ視聴率で記録されるのだそうです。
その60秒間の「どの瞬間」を発表するかはTV局側が決めていいのだとか。
う~ん、意外と規模が小さく融通のきくデータなんですなぁ。
ちなみにうちのブログは1時間ごとのアクセスが記録されていますけど、やっぱりドカーンと上がるのは夜中みたいですねー。
シェルコインの良い手順で動画作りたいんですけど、シェルコインを使った手順って似たような感じになっちゃって、あんまり良いのが浮かびませんねー。結構難しい。