カード別使用感 SPLIT SPADES LION SERIES
カード別使用感
昼間は汗ばむくらいに暖かくなってきました。
はやく秋にならないかなー。
今日は「SPLIT SPADES」の新しいバージョンです。
ケースやバックデザインが非常に綺麗なカードでした。
「Split Spades LION Series」
David Blaine氏のオリジナルデザインカードです。
以前の「Split Spades」とは質、デザインが違います。
T11やDavid Blaine氏のウェブサイトで発売されています。DavidBlaine氏のサイトではLION発売と同時に旧バージョンのSplitは商品ページから削除されました。
お値段は旧Splitと同じくワンデック7ドル弱。やっぱりちょっと高いです。
現在は値下げされ、5ドル弱です。
ケースは白基調で上部にライオン、下部に「db」と描かれています。
赤青黒のカラーは「db」ロゴに表されます。ケースにバーコードなどは印刷されていません。
金色インクが使われている部分があり、リッチな雰囲気の非常に美しいケースです。
宣伝カードの類は入っていません。赤と青にはケースと同じデザインのカードが一枚付いてきます。黒はDBカードが一枚付いてきます。
ジョーカーはデュプリケイトです。これも「騙し絵」で描かれており、全体的に見ると大きな顔、細かく見ると、テーブルを使いDavid Blaineが貴族っぽいおじ様にカードマジックを見せている(あるいは二人でゲームをしている)様子が描かれています。
とっても凝ったデザインです。「JOKER」の文字はありません。
スペードのAは大きなスペードのマークの中に女神のような女性が描かれています。「Split Spades」の文字と、このカードをデザインしたMark Stutzmanのネームが入っています。
そして3色ともにちょっとしたクイズが書かれたカードが入っています。
開封直後のすべり具合
「★★★★★☆」(6)
開封直後すこ~し滑りますが、気にならない程度です。
裏模様の見た目
個人的に「★★★★★」(5)
マジック用として「★★★★★☆」(6)
旧Splitと一見すると同じように見えますが、結構違います。
まず白枠との境界線がなくなりました。
左が旧、右がLIONです。色合いも若干明るくなっていますね。
非常に細かく、凝った絵が描かれています。黒は一見すると旧Splitの色を反転しただけにも見えますが、よく見ると描かれているモノが違うのです。
[旧Split]
[LION]
白枠ありの上下対称。マジックに使いやすく、スタンダードになりそうな風格を持っているように感じました。
スプレッドのやり易さ、広がり具合
「★★★★★☆」(6)
空けた直後から綺麗に広がってくれます。
感触としてはGURDIANSやCENTURIONSに似ています。
リフルシャフルのやり易さ
「★★★★★☆」(6)
旧Splitに比べて大分弾力が強くなりました。側面の感触も程よいグリップです。
間違いなく質が良くなっています。
ファローシャフルのやり易さ
「★★★★★」(5)
可もなく不可もなく。
一番最初は一枚ずつかみ合ってくれない部分がありましたが、使ううちにちゃんとかみ合うようになりました。
カードの硬さ
「★★★★★☆」(6)
旧Splitよりも弾力は強いです。BICYCLEよりバネが強いと感じました。
GUARDIANSやCENTURIONSに似ていると思います。
エンボス加工の有無
有
表面加工の記載はありませんが、恐らく「LINOID FINISH」か「CAMBRIC FINISH」でしょう。BICYCLEよりもザラザラ感が強いです。
何層構造か
3層構造になっています。
値段との釣り合い
[#IMAGE|S3#]
若干高いですが、僕としては旧Splitに比べて扱いやすくなったと思います。
ギリギリOKな価格かと。5ドルだったらかなりグッドですが。
[追記]
5ドル弱に値下げされました。グッドです。
旧Splitは絵札の顔が違うものが何枚かありましたが、このカードも同じです。
旧Splitに比べて顔の違う絵札が増えました。写真は左がLION、右がBICYCLEです。

描かれている人間にはモデルがいるそうですよ。多分David本人はスペードのKでしょう。
総評
旧Splitに比べ、質はかなり良くなったと思います。
強い弾力と凝ったデザイン、どのようなシーンでも使えそうなカードです。
とっても美しい風格を持ったケースには、底の部分に金色の文字で「1st Edition」と書かれています。ということは「2nd Edition」や「3rd Edition」も出る予定なのでしょうか。
最初のカードの並び順はスペードA~K、ハートA~K、ダイヤK~A、クラブK~A、の黒赤赤黒の順です。青は何故か全くバラバラでした。1つしか空けていませんので分かりませんが、青がバラバラ状態なのは何らかのミスかもしれません。青はJuan Tamariz氏の「Mnemonica」というメモライズド・デックの配列に並んでいます。
弾力の強さや滑り具合はGUARDIANS、CENTURIONSに似ていると思います。側面のグリップ感と滑り具合、程よいカード同士のくっ付き感でフラリッシュにも使い易いカードでしょう。
従来のSpilitにも感じたのですが、このデザインはリボンスプレッドすると非常に美しく見えますね。スタンダードの風格を持っているカードです。
3色で質は大変良くその上美しい。マジックにもフラリッシュにも文句なくオススメです。
4月も終わり。「カード別使用感」をあすぱらに載せてから一年が経ちました。
このカードを含めて36種類。番外編2種、100円トランプ2種を含めると40種類です。
1ヶ月当たり3デックの記事を載せたことになります。
目指すは100種。記事のストックはまだ4種ほどありますが、そろそろ対象のカードも見つけ辛くなってきました。
2年目からは記事の数が減るかもしれませんが、変わらずマイペースに書いていきます。
これからもよろしくお願いします。
カード別使用感 目次
はやく秋にならないかなー。
今日は「SPLIT SPADES」の新しいバージョンです。
ケースやバックデザインが非常に綺麗なカードでした。
「Split Spades LION Series」
David Blaine氏のオリジナルデザインカードです。
以前の「Split Spades」とは質、デザインが違います。
T11やDavid Blaine氏のウェブサイトで発売されています。DavidBlaine氏のサイトではLION発売と同時に旧バージョンのSplitは商品ページから削除されました。
お値段は旧Splitと同じく
現在は値下げされ、5ドル弱です。

赤青黒のカラーは「db」ロゴに表されます。ケースにバーコードなどは印刷されていません。
金色インクが使われている部分があり、リッチな雰囲気の非常に美しいケースです。

ジョーカーはデュプリケイトです。これも「騙し絵」で描かれており、全体的に見ると大きな顔、細かく見ると、テーブルを使いDavid Blaineが貴族っぽいおじ様にカードマジックを見せている(あるいは二人でゲームをしている)様子が描かれています。
とっても凝ったデザインです。「JOKER」の文字はありません。

そして3色ともにちょっとしたクイズが書かれたカードが入っています。
開封直後のすべり具合
「★★★★★☆」(6)
開封直後すこ~し滑りますが、気にならない程度です。
裏模様の見た目
個人的に「★★★★★」(5)
マジック用として「★★★★★☆」(6)
旧Splitと一見すると同じように見えますが、結構違います。
まず白枠との境界線がなくなりました。

非常に細かく、凝った絵が描かれています。黒は一見すると旧Splitの色を反転しただけにも見えますが、よく見ると描かれているモノが違うのです。
[旧Split]


スプレッドのやり易さ、広がり具合
「★★★★★☆」(6)
空けた直後から綺麗に広がってくれます。
感触としてはGURDIANSやCENTURIONSに似ています。
リフルシャフルのやり易さ
「★★★★★☆」(6)
旧Splitに比べて大分弾力が強くなりました。側面の感触も程よいグリップです。
間違いなく質が良くなっています。
ファローシャフルのやり易さ
「★★★★★」(5)
可もなく不可もなく。
一番最初は一枚ずつかみ合ってくれない部分がありましたが、使ううちにちゃんとかみ合うようになりました。
カードの硬さ
「★★★★★☆」(6)
旧Splitよりも弾力は強いです。BICYCLEよりバネが強いと感じました。
GUARDIANSやCENTURIONSに似ていると思います。
エンボス加工の有無
有
表面加工の記載はありませんが、恐らく「LINOID FINISH」か「CAMBRIC FINISH」でしょう。BICYCLEよりもザラザラ感が強いです。
何層構造か
3層構造になっています。
値段との釣り合い
[#IMAGE|S3#]
若干高いですが、僕としては旧Splitに比べて扱いやすくなったと思います。
ギリギリOKな価格かと。5ドルだったらかなりグッドですが。
[追記]
5ドル弱に値下げされました。グッドです。
旧Splitは絵札の顔が違うものが何枚かありましたが、このカードも同じです。
旧Splitに比べて顔の違う絵札が増えました。写真は左がLION、右がBICYCLEです。



総評
旧Splitに比べ、質はかなり良くなったと思います。
強い弾力と凝ったデザイン、どのようなシーンでも使えそうなカードです。
とっても美しい風格を持ったケースには、底の部分に金色の文字で「1st Edition」と書かれています。ということは「2nd Edition」や「3rd Edition」も出る予定なのでしょうか。
最初のカードの並び順はスペードA~K、ハートA~K、ダイヤK~A、クラブK~A、の黒赤赤黒の順です。
弾力の強さや滑り具合はGUARDIANS、CENTURIONSに似ていると思います。側面のグリップ感と滑り具合、程よいカード同士のくっ付き感でフラリッシュにも使い易いカードでしょう。
従来のSpilitにも感じたのですが、このデザインはリボンスプレッドすると非常に美しく見えますね。スタンダードの風格を持っているカードです。
3色で質は大変良くその上美しい。マジックにもフラリッシュにも文句なくオススメです。

4月も終わり。「カード別使用感」をあすぱらに載せてから一年が経ちました。
このカードを含めて36種類。番外編2種、100円トランプ2種を含めると40種類です。
1ヶ月当たり3デックの記事を載せたことになります。
目指すは100種。記事のストックはまだ4種ほどありますが、そろそろ対象のカードも見つけ辛くなってきました。
2年目からは記事の数が減るかもしれませんが、変わらずマイペースに書いていきます。
これからもよろしくお願いします。
カード別使用感 目次