カード別使用感 CARTA MUNDI PLAYING CARDS
カード別使用感
今日のカードは個人的に楽しみにしていたカードです。
日本でマジックに使えるカードを買う場合、殆どU.S.P.C社一択になるかもしれません。しかし、カードを作っている企業は他にも沢山あります。
ヨーロッパの大手Cartamundi社は、通常のプレイングカードのほかにキャラクターカードやカードゲーム用のカードなどを作っています。
映画「OO7」シリーズにもCartamundi社製のプレイングカードが登場し、実際にそのカードは発売されているそうです。
現在は違うようですが、「マジックキャッスル・カード」も作っていたことがあるそうです。
マジシャンに使用されているカードといえばU.S.P.C社製ですが、ヨーロッパにはCartamundi社製を使っている人も居るでしょう。
てわけで今日のカードは「Cartamundi PLAYING CARDS」です。
「CARTA MUNDI PLAYING CARDS」
「Cartamundi」は「カルタムンディ」と読むのだと思います。
「カルタ」はプレイングカードのことです。
「BICYCLE」や「Bee」のようなブランド名が書いていないので、シールに書かれていたカード名にしておきました。
価格は400円ほど。ヨーロッパ製ということもあって(?)白を基調とした大変お洒落なケースデザインです。大きなクラブのマークの下には筆記体で「Casino Quality」の文字。僕はこのケースデザインが一番好きです。
ジョーカーはデュプリケイトではありません。片方はハートのキングを持った面白いデザインです。何かの演出に使えますね。スペードのAはシンプルですが優雅。
比べないと分かりませんが、BICYCLEと比べてカード自体がとても薄いクリーム色をしています。ダイヤ・ハートなどの赤インクはバンブルBeeやWynnと同じ暗めの赤です。
開封直後のすべり具合
「★★★★★☆☆」(7)
滑りすぎはありません。
このくらいが一番丁度いいです。
裏模様の見た目
個人的に「★★★★★」(5)
マジック用として「★★」(2)
Beeのような格子状の模様です
「Casino Quality」の文字通り、カジノで使われることがあるのでしょうか、白枠はありませんのでマジックには不向きです。
スプレッドのやり易さ、広がり具合
「★★★★★☆☆」(7)
綺麗に広がってくれます。
表面加工がU.S.P.C社製のエンボス加工とは違うため、感触も結構変わります。
BICYCLEなどは「さら」っと広がりますが、このデックはすこし「ぬめ」っとした感じ。あくまで僕の感じ方ですが。
リフルシャフルのやり易さ
「★★★★★☆」(6)
滑り過ぎることがなく、BICYCLEよりも硬めのカードなのでやり易いです。
カードが反るのを嫌う人にはオススメ。
ファローシャフルのやり易さ
「★★」(2)
このカード、ファローシャフルには全く不向きです。
普通はパケット同士を合わせた部分から滑らかにかみ合っていきますが、このカードは頑としてかみ合わず、「むむ!」と力を入れてバリっとパケットが割り込む感じです。
何回か繰り返すと若干楽にかみ合うようになりますが、カードが痛みそうなのでこのデックではファローシャフルしないほうが良いでしょう。
カードの硬さ
「★★★★★☆☆」(7)
Beeよりも硬いくらいです。
弾力も強く、耐久性もまぁまぁでしょう。
エンボス加工の有無
有り。
しかし、U.S.P.C社製のカードとは違う凹凸です。
表面加工は「LINEN FINISH」です。
加工方法は詳しくわかりませんが、BICYCLEなどよりもカード同士がくっ付きやすいと感じました。U.S.P.C社製のカードよりもツルツルテカテカしています。
近くで見ると違いがよく分かります。
BICYCLE
Cartamundi
BICYCLEのエンボス加工は整然とした凸凹ですが、Cartamundiの方は、凸凹というより「しわしわ」といった感じです。
何層構造か
3層構造になっています。剥がし難いです。
値段との釣り合い
[#IMAGE|S1#]
それなりに良い品質ですので、妥当な価格だと思います。
総評
ファローシャフル以外はとても良いカードです。「Casino Quality」の文字通りです。
硬さや弾力の具合がBeeに似ています。結構硬いカードです。
表面はテカテカ光っています。手にくっ付きやすく、カード一枚を指先でクルクル回すフラリッシュはやり易いです。ただし、汚れが付くと上手く広がらなくなりそうな感じです。
STUDもリネン加工のようですが、それとは全く感触も違いました。
表面加工の違いが顕著に感じられて、「ヨーロッパのリネン加工ってこんな感じなのか」と、僕のカード経験値が増えました。大して使えない経験値ですが。
マジックに使うならBeeで良いでしょう。
最近気づいたのですが、僕は「文字を書く」のが好きなようです。ダラダラ長く書いてしまって読むのに疲れるでしょう。スミマセン^^;
カード別使用感 目次
日本でマジックに使えるカードを買う場合、殆どU.S.P.C社一択になるかもしれません。しかし、カードを作っている企業は他にも沢山あります。
ヨーロッパの大手Cartamundi社は、通常のプレイングカードのほかにキャラクターカードやカードゲーム用のカードなどを作っています。
映画「OO7」シリーズにもCartamundi社製のプレイングカードが登場し、実際にそのカードは発売されているそうです。
現在は違うようですが、「マジックキャッスル・カード」も作っていたことがあるそうです。
マジシャンに使用されているカードといえばU.S.P.C社製ですが、ヨーロッパにはCartamundi社製を使っている人も居るでしょう。
てわけで今日のカードは「Cartamundi PLAYING CARDS」です。
「CARTA MUNDI PLAYING CARDS」
「Cartamundi」は「カルタムンディ」と読むのだと思います。
「カルタ」はプレイングカードのことです。
「BICYCLE」や「Bee」のようなブランド名が書いていないので、シールに書かれていたカード名にしておきました。
価格は400円ほど。ヨーロッパ製ということもあって(?)白を基調とした大変お洒落なケースデザインです。大きなクラブのマークの下には筆記体で「Casino Quality」の文字。僕はこのケースデザインが一番好きです。


開封直後のすべり具合
「★★★★★☆☆」(7)
滑りすぎはありません。
このくらいが一番丁度いいです。
裏模様の見た目
個人的に「★★★★★」(5)
マジック用として「★★」(2)
Beeのような格子状の模様です
「Casino Quality」の文字通り、カジノで使われることがあるのでしょうか、白枠はありませんのでマジックには不向きです。
スプレッドのやり易さ、広がり具合
「★★★★★☆☆」(7)
綺麗に広がってくれます。
表面加工がU.S.P.C社製のエンボス加工とは違うため、感触も結構変わります。
BICYCLEなどは「さら」っと広がりますが、このデックはすこし「ぬめ」っとした感じ。あくまで僕の感じ方ですが。
リフルシャフルのやり易さ
「★★★★★☆」(6)
滑り過ぎることがなく、BICYCLEよりも硬めのカードなのでやり易いです。
カードが反るのを嫌う人にはオススメ。
ファローシャフルのやり易さ
「★★」(2)
このカード、ファローシャフルには全く不向きです。
普通はパケット同士を合わせた部分から滑らかにかみ合っていきますが、このカードは頑としてかみ合わず、「むむ!」と力を入れてバリっとパケットが割り込む感じです。
何回か繰り返すと若干楽にかみ合うようになりますが、カードが痛みそうなのでこのデックではファローシャフルしないほうが良いでしょう。
カードの硬さ
「★★★★★☆☆」(7)
Beeよりも硬いくらいです。
弾力も強く、耐久性もまぁまぁでしょう。
エンボス加工の有無
有り。
しかし、U.S.P.C社製のカードとは違う凹凸です。
表面加工は「LINEN FINISH」です。
加工方法は詳しくわかりませんが、BICYCLEなどよりもカード同士がくっ付きやすいと感じました。U.S.P.C社製のカードよりもツルツルテカテカしています。
近くで見ると違いがよく分かります。
BICYCLE


何層構造か
3層構造になっています。剥がし難いです。
値段との釣り合い
[#IMAGE|S1#]
それなりに良い品質ですので、妥当な価格だと思います。
総評
ファローシャフル以外はとても良いカードです。「Casino Quality」の文字通りです。
硬さや弾力の具合がBeeに似ています。結構硬いカードです。
表面はテカテカ光っています。手にくっ付きやすく、カード一枚を指先でクルクル回すフラリッシュはやり易いです。ただし、汚れが付くと上手く広がらなくなりそうな感じです。
STUDもリネン加工のようですが、それとは全く感触も違いました。
表面加工の違いが顕著に感じられて、「ヨーロッパのリネン加工ってこんな感じなのか」と、僕のカード経験値が増えました。大して使えない経験値ですが。
マジックに使うならBeeで良いでしょう。

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