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1964年 ケネディ・シルバー・ハーフダラー

コインマジックをはじめよう
12 /09 2007
コインを扱う場合手のコンディションが非常に重要であることが分かってきました。
ちなみに今の僕の手は最悪のコンディションといえます。手袋ですから。

ある程度しっとりした手の方がよいでしょうが、あまりに汗で濡れているとコインは滑ってしまいますし、カサカサでもやはり扱い辛いでしょう。

手の性質はそう簡単に変えられませんが、コインの性質なら変えられます。
使うコインなんて何でもいいのでしょうが、やっぱり銀製が良いかと思います。
銀製コインを手にする前はこんなことは考えなかったのですけどね。

1964年のケネディ・ハーフダラーは銀90%以上で製造されていたため、それ以降の銀が少なくなってしまったコインに比べ輝きと質感が格段に違いました。
両手の指先に置いて軽くぶつけると「キーーン」と良い音が鳴ります。
「吸い付き」があるのも確かです。扱っていて嬉しいコインです。

自己満足の世界かもしれませんが(カードと同じですね)どうせなら銀のコインでマジックをやりたいものですね。
ちなみに、DavidRoth氏「フランクリン・ハーフダラー」を、ムトベパームで有名な日本のコインマン六人部慶彦氏「ウォーキングリバティ・ハーフダラー」を愛用していたそうです。現在はどうか分かりませんが。

先日海外通販で購入したケネディのシルバーハーフダラーが届きました。「これまさか新品かな・・・?」と思うくらい綺麗な状態で届いたので嬉しい限りです。恐らくお店で磨いたものを送っているのでしょう。
お値段は9ドル、1000円くらい。まぁ、安い方でしょう。ウォーキングリバティも同じ銀貨なのに色合いも質感も違いました。
ウォーキングリバティはケネディに比べるともう少し深い銀色、触感はなんとなく「まったり」しているような・・・・・。ギザギザが削れているのですこし滑ります。
ケネディはまだ新しいコインなのでギザギザもしっかり。

Theory11 TnR

マジックの話し
12 /08 2007
昨日フレンチドロップさんでも発売となったtheory11のトリック「TnR」
FISMチャンピオンMathieu Bich氏による、全く新しい(と言ってもMathieu自身はこのトリックを02年で既に演じていたそうですが)Torn & Restored現象です。

オフィシャルサイトではちょっと前からDVDが発売されていました。
と、同時に、なんとダウンロード販売もされてたのです。もちろん購入しましたとも。

注文して代金を支払うとメールでパスワードが送られてきます。
そのパスワードをダウンロードページに入力して動画を手に入れる、という仕組みです。

データで買うと送料が掛からないので、現物に拘りがなければダウンロード販売で良いのではないでしょうか。と思ったので僕は買ったのですが。

「TnR」
演出としては色々考えられます。
ここではChris Kenner氏の演じていたものを紹介します。

マジシャンはカードを一枚抜きテーブルに置きます(例:スペードのA)。観客にも一枚覚えてもらいます(例:ハートのQ)。
マジシャンのスペードのAを4つに破り、テーブルに並べます。”4つのピースははっきりと分けて置くことが出来ます。”
4つのピースを集めて持ち、一片ずつビジュアルにくっつけていきます。この部分がこれまでの同現象とは全く違います。
一切のカバーはしません。また4つのピース全てはっきりと示してからくっつけられます。(ピースを持っているような”振り”はしません)
動画を観れば分かるとおり、どう見ても接着剤でくっつけているとしか思えないです。
最後、一枚にくっついたカード(くっつけた跡の”折り目”は付いたまま!)のフェイスを見せると、なんと、スペードのAと思われていたカードがいつの間にか観客の覚えたカード、ハートのQに変化しているのです!

最初に動画を観たときはまさに「開いた口が塞がらない」。なんじゃこりゃ、と久しぶりにマジックを観て感動を覚えました。しかもハンドリングは結構簡単です。
もう変態ですね、変態。Mathieu Bichは。褒めてるけど。

で、購入を検討している方は気に留めておいたほうがいいかな、と思うこと。

ギミックは自作します。
このトリックは即席では出来ません。ある準備が必要です。
しかもその準備とは「デュプリケートの用意が必要」とか生ぬるいものではありません。
とあるギミックを作る必要があるのです。
使うものは特殊なものではなく(買いに行く必要はあるかもしれませんが)自作自体も難しいものではありません。
小学校の工作の時間を思い出します。あの程度(切ったり貼ったり)の作業です。

自作だとメンドクサイという人も多いかと思います。
しかし、そんなメンドクサイ作業をすることで魔法が使えるなら、この値段は破格でしょう。画像はイメージです。

海外から買ってみました

マジックじゃない話し
12 /06 2007
以前から海外のサイトを覗きながら機会があれば何か買いたいなぁと思っていました。
英語のDVDやカード、ハーフダラーなどは国内のお店よりもお安く買えますからね。

ただし購入するアイテムが少ないと、送料が高いのであまり意味がありません。
なのでガッツリ購入する機会があれば、と思っていたところ、コインマジックのDVDが欲しくなりました。DavidRothとDavidStoneのDVDです。

購入したお店はTHE MAGIC WAREHOUSEです。他のショップと比べてもなかなか良い価格だと思うのですが。
3枚組みと2枚組み、それとケネディの1964年コインを幾つか。国内のショップだと送料抜きでも3万円以上ですが、今回は送料込み2万3千円程度でした。お安い・・・・。注文後のメールが全然来なくて、どうしたのだろう、と思っていたらスパムフォルダに入っていました。件名が英語ですもんね^^;

奇術の日:オリーブの首飾り(でもカクテルのお話し)

ドリンクの話し
12 /03 2007
今日は「奇術の日」
日本奇術協会が「ワン・ツー・スリー」の掛け声に合わせて定めたそうです。
マジックといってイメージするのは燕尾服を着たマジシャンとステッキ、それからハト、そしてあの音楽!(ちょっと古いイメージかな^^;)
あの「チャラララララ~~♪」という「いかにもマジック」な曲は「オリーブの首飾り」というんです。

そのオリーブの実、カクテルに使ってますね。カクテルの王様「マティーニ」
ジンとベルモットを混ぜてオリーブを飾るだけのシンプルなカクテル。
ベルモットで濡らした氷(リンスする、と言うらしいです)を使ってジンを冷やすドライなマティーニもあったり。シンプルだからこそ人それぞれのレシピがあるのですね。

甘いマティーニで色々書いたので正直ネタがないのです。
なのでマティーニに欠かせない「オリーブ」について。

一口にオリーブといっても生産国によって結構異なる品種なのです。
世界中で500種類(!)もあるそうですよ。
市場に出回っているものの殆どが地中海あたりで生産されているものですが、日本でも作られています。ちょっと意外。

マティーニに添えるオリーブは種付き、種抜き、中に赤ピーマンを詰めたもの。
どれでもお好きに、という感じで。
飲む前、飲みながら、飲んだ後、どのタイミングで食べてもOK。もちろん食べないで飲む前に除けてもOK。

マティーニにオリーブを入れない、という人もいるようですが、僕は入れたほうが好き。
なんだか格好いいじゃないですか。オリーブの浸漬液とジンを使ったマティーニレシピもあるんですって。それ「マティーニ」って言えるんでしょうかね??

声のマジック

マジックじゃない話し
12 /01 2007
YouTubeでは色々とマジックの動画を観ることができます。楽しいですね。
その中でマジックではないけれど、とっても面白い「声」を使ったパフォーマンス。

Umbilical Brothersオフィシャルサイト
「バスルーム」
「MusicVideo」 聞こえている”音”は全部彼らが出している声の重ね録りだそうです。
「ハエと格闘」
「バッテリー切れ」
「アンコール」 このマイムパフォーマンスは随分昔に見た記憶があります。

声だけでタップダンスを踊ったり、「え?今の声でやってるの?」と思ってしまうくらい色々な音を出しています。
パントマイムのパフォーマンスも多く、言葉を発しなくても見ていると笑ってしまいます。
ちょっとブラックな笑いも多いかも。

YouTubeで見つけたDavidRothの演技 → DavidRoth
Winged Silverも最初にやっています。司会者がちょっとうるさい。

あすぱら

トマト・お酒・カードマジック好き。
最近はレザーアイテムをチマチマ作っております。