fc2ブログ

マザボ取替え

マジックじゃない話し
02 /28 2007
昨日はマザボの取替えで書き込めませんでした。
残念。

いったんバラして組むのは、楽しいけれど時間がかかって大変です。
BIOSの設定からOSインスト、これらは慣れてしまえば結構早く終わる。
問題はそれまでに作り上げたパソコンの中身。
必要なツールやそれまでのお気に入りサイトなどを設定しなおすのに膨大な時間がかかってしまいました。

今はもうほとんど元の状態にもどっているけれど、デーモンツールズとか、たまに使う程度のツールを落としていかなくちゃ。


明日はフィルゴールドスタインのマニアックなパケットトリックを紹介。

Granadoの弐

マジックじゃない話し
02 /26 2007
Granado Espadaを引っ張ります。
だって面白いから。

超美麗グラフィックの3Dゲームは、やっぱりPCスペックもそれなりに高くないと遊べません。
公式ウェブサイトに載っている「最低動作スペック」と「推奨動作スペック」がありますが、僕は色々なゲームを遊んでみた経験から、推奨スペックよりもワンランク上のスペックで「快適」に遊べているな、と感じます。
最低スペックは動くだけ。特に3Dゲームだと耐え難いほど緩慢です。
低スペックでも動くゲームで面白いものは沢山ありますが、MMORPGの場合リアルな描写の方がその世界に感情移入できるというか、2Dだと僕はどうしても「ロールプレイング」ぽくないと感じてしまうので。

でも3Dだからといって顔の輪郭が適当だったりディテールに凝っていないと萎えます。
そうなると高いスペックが必要になってくるわけでして。
Granadoはキャラクターの顔や髪などは変えられません。職種別で固定されています。
が、男性キャラはカッコイイし、女性キャラは綺麗でセクシーなので問題なし。
装備も細かい部分まで描かれていますから不満は出てこないと思います。
NPCを仲間に出来るゲームなので顔や髪型は変わらない方が良いですしね。

「オゥ・・・ガッデム、思い出しただけでガッデムです!」
このセリフ大好き。なにこのオカマ。

熱血コックさん。こいつらは仲間にできるNPCのうちの2人です。NPCは色々なクエストを経て仲間にする事が出来るので、今は仲間を増やすためにレベル上げ中。

綺麗ですねー。

ゲームの参考程度に僕のパソコンのスペック紹介。
このスペックだと大抵のゲームは遊べました。ただリネージュⅡぐらいのゲームでグラフィックオプションを最高にした状態だと人が大勢の場面でかなりカクカクしてきます。リネはPKゲームっぽいから好きじゃないですけど。
人が多い街などでカクカクするのは我慢できるレベルまでで、あとはしょうがないものだと割り切った方がいいです。

<マザボ> A8N-SLI SE
<CPU> Athlon64 3200+
<メモリ> PC3200 1.5G (1G+512M)
<VGA> RADEON X850XT (256M)


このくらいですと色々なゲームが結構快適。
Granado Espadaはもっと低くても十分に遊べると思います。
昔はAMDのCPUって電気喰うし熱量も多かったと聞いてましたが、今はintelよりも省電力・小熱量らしいですね。Athlon 64 X2だとどうなんだろう?
ちびちびとパーツ交換したりメモリ増やしているのですが、そろそろCPUを換えてみようかしらと考えています。メモリも2Gにしようかな。
パソコンの世界はどんどん新しいものが出てくるので追いつきません。最新は高いし。
DDR2って何ですか???わからんことが多い。

Granado Espada

マジックじゃない話し
02 /25 2007
はい、今日もオンラインゲームの話です。
だってゲームが好きだから。

や、春休みって長いですよね。学生だから勉強もしなくてはならいのですが、僕は勉強しています。嘘じゃないです。
中学高校での勉強というのは「これくらいは知っておけ」という、それから先どんな道に行こうとも役に立つ言わば土台のようなものだったように思えます。
大学やそれ以上では違います。自分が勉強したい事を専門的な範囲までみっちりと勉強できます。みっちりとです。
ですから「勉強したい事」が無い人はきっと何もすることが無くて逆に焦るのではないでしょうか。というか焦らないとダメだと思います。
「勉強したい事」というのは自分の興味のある分野ですから、高校時代の数学を嫌々勉強するのとは全然違います。
マジックが好きだから専門書を読み漁って勉強するのと何ら変わりません。
ですから自分で少しずつ勉強できるわけですね。
ちなみに僕が興味を持って勉強中なのはFPの資格とフランス語検定。
FPは、経営学部なものですから自然と。フランス語はいずれヨーロッパ旅行をしてみたいからです。それと語学にはちょっぴり興味があるので。

話題が大幅にずれてました。なんだっけ。
オンラインゲームの話ですね。今日ご紹介するのはGranado Espadaです。
ちょー面白い!ちょー面白いですよコレ。
普通MMORPGというのは自分のキャラクターを育てていくゲームです。
ゲーム中に操作できるキャラクターは一人だけですよね。
このゲームは違います。なんと3人を同時に操作して育てていくゲームなのです。
3人ですよ3人。わけが分からなくなりそうですよね。
でも平気です。FF12と同じような感覚ですね。
それぞれのキャラクター毎のショートカットでスキルを使います。
常に3人のPTで行動しているわけです。

キャラクターは3人以上作れます。ゲーム内のお金を使えば最大で36人のキャラクターを作成可能です。めちゃくちゃ多いですよね。
そしてこのゲームで僕が一番気に入ったところが、なんとこのゲーム、NPCを仲間に出来るのです。凄いです。

MMORPGを遊んでいて結構気になるのがBGMとキャラクターの顔やグラフィック。
ずっと聴いているし、ずっと見るわけですからね。
Granadoは音楽もキャラクターも物凄いクオリティ。
背景も超美麗です。本当にFF12みたい。
基本料無料アイテム課金なので気軽に遊べますね。
ここ最近面白いMMORPGがなかったので、コレは久々のヒットになりそう。

このゲームは多数VS多数の狩りが基本っぽいです。
敵をバタバタとなぎ倒していくのはかなり爽快。

東京湾の水と油

マジックの話し
02 /24 2007
「ラリージェニングスのカードマジック入門」に解説が載っていた、「オイル・アンド・ウォーター」のヴァリエーションです。
普通オイル・アンド・ウォーターというと赤と黒のスポットカードを使いますが、このヴァリエーションではカードの「表と裏」を使っています。

「東京湾の水と油」
マジシャンはデックのトップからカードを裏表裏表と交互に重ねながら取っていきパケットを作ります。
「東京湾の魚は美味しくありませんね。きっと油が多いからでしょうが、考えてみると水と油は比重が違いますから混ざらないはずなんですけどね。不思議です。」
「今裏表交互に配りましたが、裏のカードが油、表のカードを水としましょう。水と油がよく混ざっているのを確認できますね。」
パケットのトップから順に一枚ずつボトムにまわしていき裏表が交互になっている事を確認する。
「ですがこのように混ざっていても、水と油は分離してしまいますね。」
トップからカードを一枚ずつテーブルに置いていくといつの間にか裏と表が綺麗に分かれています。
交互である事を確認してからカードが分離するまではノーモーションです。
確認後そのまま分離します。
「普通はこのように水と油は混ざりません。でも東京湾の魚はなぜ美味しくないのか。きっと東京湾の水と油は比重が同じなんでしょう。」
「ですから、ほら。先ほどは分かれていたと思った水と油は、やっぱり混ざっていますよ。」
テーブルに置いてある表と裏が分かれたパケットを取り上げトップから広げると今度はいつの間にか交互に混ざった状態になっています。
この部分もパケットを取り上げる意外に何もしません。

「オイル・アンド・ウォーター」現象って、実は僕、、魅力も感じていません。
しかもバリエーションが非常に多いトリックだから、「コレの手順だけ覚えておけばOK」のような決定版が無かったのです。
「東京湾の水と油」は複雑な手順ではなく、裏表の分離→元の状態に戻る、というだけ。
長々と現象を続けませんし、見ている人をハッとさせる小品という感じ。
コレは覚えていて得します。

CrissAngel MASTERMINDS

マジックの話し
02 /23 2007
クリスエンジェルというと、不気味な顔の結構気持ち悪いマジック多く演じる方ですよね。
今日ご紹介するのは即席トリックのもはや傑作でしょう、「QUARTER THROUGH SODA CAN」です。

「QUARTER THROUGH SODA CAN」
マジシャンは自販機でジュースを買い、観客からクォーターコイン(日本だったら100円玉がいいでしょう)を借りて、両面にペンで目印を書いてもらいます。
コインとジュース缶を持ったマジシャンはおもむろに缶の底にコインを打ち付けます。
手の平にコインはありません。缶は勿論未開封。
缶の底、プルトップの部分や缶の周りを確認してどこにも穴が開いていたりコインが隠されていない事を確認します。
缶を強く振ると中から「コツッコツッ」と何かが入っているような音がします。
右手が空なのをよく見せてプルトップを空けます。
中のジュースを捨て缶を振るとカラカラ音がして、飲み口からは目印の書かれたコインが見えます。
コインを取り出し缶ともに調べてもらいますが穴などは一切空いていません。
コインと缶を観客に渡して終わります。

以上の現象がすべてスライハンドによって演技可能です。
スライハンドで可能と言う事は、何時でも何処でも演技可能ということです。
これはすごい事です。
動画を観て頂ければ分かるとおり、非常にビジュアルです。
コインを缶に打ち付けるところや缶を振って音を出すところなど、まさに巧妙。

欠点という欠点はありませんが、あまり大きなコイン、例えばハーフダラーや500円玉だとちょっとムリです。
それから、缶の形状もかなり直接的に関わってくるため、小さい缶コーヒーなどでは演じる事が出来ません。実際に試してみました。
購入された方は分かると思いますが、缶の「あの形状」が必要なため、缶コーヒーだとどうしてもムリですね。
スライハンドですから、それなりに練習も必要です。

このトリックの素晴らしいところは、缶ジュースとお金という何処にでもあるモノで、かなり不思議な現象が起きるところでしょう。
自販機は何処にでもありますし、100円玉なら誰でも持ってます。

一つのトリックの解説DVDにしては少々お値段が張りますが、十分価格に見合うものになっています。トリック解説の後はクリスエンジェルと考案者の対談やDVDの2巻の紹介など。

クリス顔怖ぁ

rar = ??

マジックじゃない話し
02 /22 2007
皆さん、パソコンファイルの拡張子って何て呼んでます??
exeとかzipとかmovとか。
パソコンで普段見ている割には正式な名称も知らないし、声に出してみる事も少ないので人それぞれで結構違うと思います。

ということをメッセでお話ししました。
相手は「gif」の事を「ジフ」、僕は「ギフ」。「なんだよギフって」って笑われちゃいましたけど、僕は「ギフ」の方がしっくりする。
exeは「エグゼ」、zipは「ジップ」、jpegは「ジェイペグ」など、ここらへんは皆一緒でしょうけど、aviなんかどうでしょう。僕は「アヴィ」。ヴィがポイント。
mp3を僕は「エムピーサン」と読むけど、ある友人は「モップさん」と呼んでいる。「さん」は平仮名らしい。
結構盛り上がってしまった。PC使っている方、話題作りにどうぞ。

花粉症でやられた真っ赤な目をお医者さんに診てもらった。
目薬をもらって点眼。
本当にすぐ痒みが消えた。すごい、すごいよドクター。

ちゃんと薬品名も袋に書いてくれた。
やさしいけど、ドクター、そこは僕の名前を書くところだと思うんだ。

そして誰もいなくなった

マジックじゃない話し
02 /21 2007
ミステリーとマジックってとても似ていると思う。
というのは以前「容疑者Xの献身」の紹介でも書いた通り。

欧米のミステリーと日本のミステリーは雰囲気が違う。
そりゃ言語が違うのだから、というのもあるけれど、日本の場合は最後に感動できるか、若しくは重い話でちょっぴち切ない気分になるか、のどちらかが多い。
トリックの「タネ」は勿論明かすのだが、それに関わった人々から何かしらのメッセージが読者に送られてくる。
欧米のミステリーは、大胆だったり非常に巧妙だったり馬鹿らしいくらいに単純だったりするトリックをバーンと明かしてスパーンと終わるような感じ。
「タネ」を明かすことで読者をハッっとさせる。これが一番重要に描かれている。
メッセージ色があまり濃くないと僕は思っている。
だから手軽に「面白い」と感じながら読める。

ミステリー好きの僕が今までに読んだミステリーでTOP10を作るならきっとコレは入る。
「ミステリーの女王」といえばわかる人多いですよね。Agatha Christieの「そして誰もいなくなった」です。

ある孤島に招かれたお互いに全く接点の無い人々。
彼らはその島でオーウェンと名乗る謎の人物からそれぞれが犯した「罪」を咎められます。
そして島に閉じ込められた彼らは一人ずつ死んでいくのです。
数日後警察がその島で見たものは彼らの遺体だけで生存者は存在しませんでした。
彼らは全員が「殺されている」にも関わらず生存者はゼロ。
最後に残ったのは誰か。そして何処に消えてしまったのか。
というミステリー。

これは読みながら謎を解いていける類のミステリーではありません。
ドキドキしながら事の成り行きを見守るように読み進む事ができます。
一人ずついつの間にか殺されていってしまう様子はかなり怖いものがありますね。

このミステリーはマジックそのものです。
一見不可能な現象が起こってしまう。観る人読む人は頭の中で色々なことを考えます。
どう考えてみても不可能です。そうした「不思議を吟味する」楽しさを持っているのです。
このミステリーはストーリーの中で解決されません。
一番最後、犯人によって書かれた「犯行の告白文」が書かれています。
どのようにしてこの不可能な現象を起こしたのか明かされるわけですが、僕は最後のこれを読んでしまった後かなり後悔しました。

限りなく不可能。でも実際にそれをやってみせた。そしてその現象を可能にするタネが存在している。これらの点が分かっていれば最後の種明かしは必要なかったと思います。
タネは存在する、という前提のもと、何かしらの方法で起こしてみせるのは可能である。だから何度もそのトリックを考えてみる。
そういった楽しさは、種明かしによって一瞬で壊されます。

最後まで謎のまま、というマジックの理想はミステリーでは使えないのでしょうね。

今読んでいるのは「ハロウィーン・パーティ」

また今年も花粉の季節が

マジックじゃない話し
02 /20 2007
昨日「春の匂いがしてきました」と書きました。
春自体は決して嫌いな季節ではありません。
しかしこの季節にはとんでもないヤツが潜んでいますよね。

「THE花粉」です。

毎年この時期になると喉が痒くなりティッシュの消費速度は2倍から3倍になります。
よくメガネを掛けていると効果がある、と言われますがハッキリ言って効果を実感できる事はありません。
今年はいつもよりも早い時期から花粉が飛んでいる気がします。
2月入るともう喉が痒かったですよ。夜眠るときなど最悪です。

お医者さんに掛かると目薬をもらえますね。今度診てもらおう。

二川滋夫さんの「フォアテル」

マジックの話し
02 /19 2007
今日はカードトリックから離れて、シンプルな数字を使ったトリック。
マジックハウスを経営されている二川滋夫さんの考案された「フォアテル」をご紹介します。

「フォアテル」
マジシャンは小さなメモを4枚切り取り、両面に数字を書いていきます。
「実は物凄い発見をしたのです。でもまだ実験段階なので、今日はその実験のお手伝いをお願いしたいのです。よろしいですか?」
4枚のメモの両面を見せ同じ数字は一つもないことを示す。
「このメモの両面にはそれぞれバラバラの2桁の数字が書かれています。これには16、裏は31。こっちのメモには57と42ですね。」
「これらの数字を使ってこれからある計算をしてもらいます。その前に私も計算をしますが、ここで発見した定理を使うのです。名づけてペペロンチーニ定理です。」
「これを使うと未来のことが予測できてしまうという凄い定理なのですよ。」
マジシャンはメモを1枚切り取りなにやら複雑な計算をして答えを出します。
その答えは観客に見せずメモは伏せて置きます。
「この答えは最後に見ましょう。さて、貴方にも計算をしてもらいます。まずこの4枚のメモを混ぜてください。順番や裏表がバラバラになるようにお願いします。」
観客にメモを渡し裏表がバラバラになるように混ぜてもらう。
「ではそのメモを並べてください。もう裏と表はバラバラになってますね。もしこの一枚が逆向きだったら(メモの一枚を指差しひっくり返す)もちろんこの4つの数字の合計は違ってきます。わかりますか?」
「今は完全にランダムの状態です。ではもう一度念のため、貴方の意思で自由に2枚ひっくり返しちゃってください。」
観客は全く自由にメモをひっくり返す。
「では今表を向いているメモの数字を全て足して合計をこのメモに書いてください。」
新しいメモを渡して合計値を書いてもらう。
「もう一度確認確認します。もしこの中の一枚でも逆向きであれば合計値は違ってきます」
一枚ひっくり返し足してもらうと確かに違う合計値になる事を確認してもらう。
「私も貴方もこの合計値(例えば226)は予測できませんでした。しかし私が一番最初にペペロンチーニの定理で出した解答があります。それを見てみましょう。」
マジシャンが最初に伏せておいたメモの解答を見ると観客の出した合計値と見事に一致しており、マジシャンはランダムに出された数字の合計を予測していたことになります。
「実験は見事成功です。有難うございました。」

数字を使ったトリックだと、どうしても複雑になってしまったり、あまり不思議に見えなくなってしまうことがあります。
このトリックは4枚のメモの合計値が予言されている、というシンプルな現象で、さらに観客が行う計算も数字を足していくだけですので非常にクリーンな演出になります。
メモさえあれば演じる事ができ、テクニックは一切不要ですから演出に集中できますね。
しかもこれ、かなり不思議です。どれか一枚でも逆向きになっていれば答えは違ってきますので完全にランダムの数字にしか思えません。
非常に頭の良いトリックだと思います。超お勧め。

今日は外に出たら「春の匂い」がしました。季節によって「匂い」って変わりますよね。
今年は暖冬ですが、春が来るのも早いのでしょうか。

Mulholland Dr

マジックじゃない話し
02 /18 2007
僕はよく映画DVDを借りて観るけれど、なかでも特に面白いと感じた映画を今日は紹介。
「Mulholland Dr.(マルホランド ドライブ)」というデイビッド・リンチ監督の映画。
観た人はその難解具合がよく分かっていると思うし、観ていない人は是非観てみる事をお勧めします。多分わけが解らないだろうから。

大まかなストーリー。
祖母が大女優で、自身も女優を目指しているベティはハリウッド近くの住宅街に越してくる。
そこには一人の女性が迷い込んできていた。
女性は交通事故で記憶を失いベティに対し咄嗟にリタと名乗る。
リタの持っていた鞄には大金と青い箱。
ベティはリタを手助けすることになり、二人での生活をはじめる。

冒頭はこんな感じ。
この映画、ストーリーが進む時間枠を直線状に置いておらず、バラバラに描かれているため観終わった後もしばらく混乱します。
サスペンスか?と思いきや僕なりの解釈では意外にもラブストーリー。
監督のデイビッド・リンチはこの映画の解釈の解答を明言していないので、観た人それぞれの解釈ができます。

現実の世界と妄想の世界をバラバラに描いているからこの映画は非常に難解なストーリーに見えるのです。しかし、何回か見直しているとストーリーや映画全体の意味が解ってきます。

でもその解釈が100人なら100通りあるのが、この映画。
僕の考えたストーリーでは一人の女性の愛憎劇だと思います。
そう考えた後でもう一度映画を見直してみると、所々で新しい発見ができるのもこの映画の面白いところ。

2時間半の長い映画ですが、趣向に合えば見飽きる事のない映画ですよ。
何度も観ています。

あすぱら

トマト・お酒・カードマジック好き。
最近はレザーアイテムをチマチマ作っております。